クラスタノードを構成する仮想マシンおよび仮想ネットワークインタフェースを作成してください。
仮想ネットワークインタフェースを作成する際は、“26.3 ネットワークの設計”で設計したネットワーク構成に基づいて、適切にサブネットを選択してください。
引継ぎIPアドレスで使用する業務LANのネットワークインタフェースに対して、Azure上でIP転送を有効にしてください。IP転送の有効化手順については、Azureの公式ドキュメントを参照してください。
なお、仮想ネットワークインタフェースを複数作成し、デフォルトゲートウェイが設定されていない仮想ネットワークインタフェースで異なるサブネットのインタフェースと通信する場合には、その仮想ネットワークインタフェースに対し、静的ルーティングの設定が必要です。同じサブネットのインタフェースとのみ通信する場合は静的ルーティングの設定は不要です。静的ルーティングの設定方法は、“21.1.3 インスタンスの設定”の静的ルーティングの設定例を参照してください。
注意
仮想マシンを作成する際に仮想マシンの休止機能(Enable Hibernation)を有効にしないでください。