ネットワーク引継ぎを設定するために必要なリソースを作成します。
“26.2.1 ネットワークの引継ぎ”でネットワーク引継ぎのために選択したアーキテクチャパターンによって、作成が必要なリソースが変わります。
セカンダリIP付け替え方式を選択した場合
作成する必要があるリソースはありません。
VPNを使用したアクセスを行う場合は、上記のほかにVPNゲートウェイを作成してください。
内部ロードバランサーによるネットワーク引継ぎを選択した場合
以下のロードバランサーを作成してください。
内部ロードバランサー
クライアントからの接続をクラスタの運用系に振り分けるために使用します。
図27.1 セカンダリIPアドレス付替えによるネットワーク引継ぎ(VNet内クライアントの場合)
図27.2 セカンダリIPアドレス付替えによるネットワーク引継ぎ(VNet外クライアントの場合)
VPNを使用したアクセスを行う場合は、上記のほかにVPNゲートウェイを作成してください。
別Vnetからアクセスを行う場合、Vnet間で通信が可能となるようにピアリングの設定などを行ってください。