TFOグループをActive-Active構成で運用する場合は、Primary/SecondaryストレージのどちらのTFOグループに属するボリュームへ優先してI/Oを行うかを管理対象サーバごとに設定できます。
Storage Cluster機能では、優先してI/Oを行うように設定したアクセスパスを“優先パス”と呼びます。優先パスを設定した状態のイメージは、「図9.5 優先パス設定例」のとおりです。
図9.5 優先パス設定例
参考
優先パスを設定しない場合、Primary/Secondaryストレージのどちらにも均等にI/Oが行われます。
なお、TFOグループをActive-Standby構成で運用する場合は、優先パスを設定できません。