ユーザ認証は、操作画面、または帳票ブラウザのログイン画面からログインする操作に該当します。
帳票管理アプリケーション機能を使用するには、まず、このユーザ認証が必要です。認証に成功すると、そのユーザが所属するLMUserクラスまたはLMUserManagerクラスが取得され、取得したクラスから、論理あて先や帳票を管理するクラスを生成できます。
java.lang.Object
└com.fujitsu.listmanager.operate.UserAuthorization
public class UserAuthorization
extends java.lang.Object
UserAuthorizationクラスのメソッドを以下に示します。
メソッドの概要 | |
---|---|
static LMUser | |
static LMUser |
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ポイント
各ユーザ情報の定義については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”を参照してください。
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用途
ユーザ認証を行います。
パラメータ
認証するユーザのユーザIDを指定します。
認証するユーザのパスワードを指定します。
戻り値
ユーザが所属するクラス
LMUserクラスまたはLMUserManagerクラスが取得されます。
なお、指定したユーザIDやパスワードに誤りがあり、認証に失敗した場合は「null」が取得されます。
例外
認証処理でエラーが発生した場合
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用途
ユーザ認証を行います。
ログイン時の情報をLMParametersListクラスを使用して指定します。
パラメータ
認証するユーザのユーザID を指定します。
認証するユーザのパスワードを指定します。
以下のログイン時の情報を、LMParameterKeyクラスの以下のキーで指定します。
指定可能な文字数は1~85文字の範囲です。
なお、範囲外の文字数を指定した場合の動作は、保障されません。
PARAM_LOGIN_TERMINAL(端末識別子)
端末識別子の値として、IPアドレス、ホスト名をStringオブジェクトで指定します。
指定した情報は、監査証跡ログ(操作ログ)の「操作端末」として出力されます。
端末識別子を指定しなかった場合、監査証跡ログ(操作ログ)に「操作端末」が出力されません。
PARAM_LOGIN_OPERATERINFO(出力ユーザ)
帳票の再出力時に、帳票へ出力する「出力ユーザ」として出力ユーザの情報をStringオブジェクトで指定します。
出力ユーザの情報に指定可能な文字範囲は、JIS非漢字、JIS第一水準漢字、JIS第二水準漢字です。外字は使用できません。
出力ユーザの情報に空文字が指定された場合、出力ユーザIDは出力されません。
出力ユーザの情報を指定しなかった場合、帳票管理サーバの環境設定ファイルの設定にしたがいます。
戻り値
ユーザが所属するクラス
LMUser クラス、またはLMUserManager クラスが取得されます。
なお、指定したユーザID やパスワードに誤りがあり、認証に失敗した場合は「null」が取得されます。
例外
認証処理でエラーが発生した場合
loginInfoパラメータの各キーに「null」が指定された場合
loginInfoパラメータに指定できないキーを指定した場合
loginInfoパラメータに有効なキーが存在しない場合
PARAM_LOGIN_TERMINALキーにStringオブジェクト以外の値が指定されている場合
PARAM_LOGIN_OPERATERINFOキーにStringオブジェクト以外の値が指定されている場合
注意
loginInfoパラメータに「null」を指定した場合は、監査証跡ログ(操作ログ)に「操作端末」が出力されません。また、出力ユーザは、帳票管理サーバの環境設定ファイルの設定にしたがいます。
備考
loginInfoパラメータの出力ユーザの情報は、以下の場合に出力されます。
FormクラスのprintoutメソッドにおいてisOutputパラメータに「true」を指定した場合
FormクラスのcopyメソッドおよびmoveメソッドにおいてisOutputパラメータに「true」を指定した場合
FormクラスのcreateOutputDataメソッドを指定した場合
Formクラスのpreview メソッドを指定した場合
LogicalDestinationクラスのcopyAllFormsメソッドにおいてisOutputパラメータに「true」を指定した場合