Javaインタフェースを使用してOWFファイルを生成する場合の注意事項を以下に示します。
帳票設計時の留意点について
Web手元印刷型でOWFファイルを印刷する場合に、「給紙口」の指定を有効にするには、
List Creatorデザイナで設計するときに、帳票の給紙方法には「指定なし」以外を指定しておく必要があります。
マルチフォーム出力について
入力データ形式が「XML形式」でマルチフォーム出力する場合、以下のメソッドでは、帳票を出力する順序で帳票名を指定してください。
FormsFileクラスのsetLcFormメソッド
FormsStreamクラスのsetLcFormメソッド
なお、帳票に置換フォントが設定されている場合は、指定する先頭の帳票の置換フォントの設定が有効になります。
作業ディレクトリについて
OWFファイル生成時の作業ディレクトリには、次のディレクトリが使用されます。
帳票管理サーバがWindowsの場合で、帳票管理サーバ上でOWF ファイルを生成するとき
以下の優先順序で有効になります。
環境変数TMPで指定されているパス
環境変数TEMPで指定されているパス
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合で、帳票管理サーバ上でOWFファイルを生成するとき
以下の優先順序で有効になります。
環境変数TMPDIRで指定されているパス
/var/tmp配下
Webプラグインの動作について
Webプラグイン起動時の動作モードに「印刷」を指定(PrintPropertiesクラスのsetPropertyメソッドのID_OWF_DESTINATIONキーで「PRINT」を指定)してOWFファイルを生成した場合、印刷ダイアログの開始ページ、および終了ページのチェックは行われません。以下の場合でもエラーになりません。
実際のページ数よりも大きい値を指定した場合
0を指定した場合
開始ページまたは終了ページのどちらかを指定しない場合