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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能運用ガイド

4.11.2 監査証跡ログに出力される情報

監査証跡ログに出力される情報について説明します。

4.11.2.1 監査証跡ログ(操作ログ)の場合

注意

  • List Managerのサービス/デーモンが起動されていない場合、環境設定コマンド/運用コマンド実行時はログが出力されません。この場合、イベントログ/システムログにログ出力失敗のメッセージが出力されます。
    ログの出力を必須とする場合、List Managerのサービス/デーモンを起動しておく必要があります。

  • 以下のコマンドを実行しても、操作ログは出力されません。

    • List Manager管理データベースのパスワード設定コマンド(lmsetpasswd)

    • 監査証跡ログファイルの改ざんチェックコマンド(lmlogcheckコマンド)

  • 帳票配信型で、帳票を印刷する環境の場合、1度の帳票出力で、出力結果が「Cancel」と「Error」のログが出力されることがあります。

    • 帳票出力サーバでの帳票出力中に出力エラーが発生した場合

    • 帳票出力サーバとネットワークが接続できない状態で帳票管理サーバに配信済みの帳票を強制中止した場合

    いずれの場合も帳票の出力は中止されますが、一部のページは印刷された可能性があります。

ポイント

  • List Managerの各操作を行った場合、行った操作に関するログが1操作につき1度出力されます。

  • 帳票の一括操作、期限切れ帳票の削除の場合、行った操作に関するログ、および操作対象の帳票ごとのログが出力されます。

  • 帳票の複写/移動の場合、行った操作に関するログ、および複写/移動した帳票ごとのログが出力されます。
    さらに、一括複写、複写/移動時に同時に出力を行った場合、出力操作のログも出力します。

監査証跡ログ(操作ログ)に出力される情報

監査証跡ログ(操作ログ)には、1行に以下の順序で、情報が出力されます。

【出力例】

以下に、帳票登録(1)、帳票の複写(2)、lmedtpaperコマンドでの用紙コードの定義(3)を行った場合の出力例を示します。

(1)の出力例⇒




(2)の出力例⇒






(3)の出力例⇒



2006/05/08 10:57:50.988,2006/05/08 10:57:51.803,Register Document,0,lm095,lmadmin,/dev/pts/3,ld001,20060508-0000000041-0001-00000000,1,,;;,,,1,10,lm095,依頼元端末,lmadmin,20060429105751315,form001,帳票タイトル,コメント,1,0,20060429,5,PCD001,/tmp/filename,業務あて先,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,1,8d36732a1dafe8d208465d22437269acd11508ce21d2d8ad3bcf2762
bdceb2e0
2006/05/08 19:47:17.506,2006/05/08 19:47:17.546,Copy Document,0,lm095,lmadmin,/dev/pts/4,ld001,20060501-0000000172-0001-00000000,,,,20060501-0000000172-0001-00000001,ld002,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,2,3b829b61356561c53c6e727ce525342dace6272b888fad430de16297e7cd6b62
2006/05/08 19:47:16.762,2006/05/08 19:47:17.551,Copy Document,0,lm095,lmadmin,/dev/pts/4,,20060501-0000000172-0001-00000000,,lmoprform,-x -formid 20060501-0000000172-0001-
00000000 -to ld002,20060501-0000000172-0001-00000001,ld002,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,3,
e262f81d816863a4310737ac6f8fd4e37cdc4048e17672968cea557f1b919751
2006/05/08 20:32:07.966,2006/05/08 20:32:09.128,Edit Paper Code,0,lm095,lmadmin,/dev/pts/1,,,,lmedtpaper,-a PCD002 -comment comment,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,4, 076e0a988c516d88d240488c97e62c6ebca447bbf89ab6eb3d6ed6046496cae2

監査証跡ログ(操作ログ)に出力される情報の詳細

監査証跡ログ(操作ログ)に出力される情報の詳細を、出力される順序で以下に示します。

4.11.2.2 監査証跡ログ(出力ログ)の場合

帳票の出力開始/完了/出力保留/保留解除時に、それぞれのログが出力されます。

このため、1度の帳票出力において、出力ログが2度出力されます(出力開始時と出力完了時など)。

注意

以下の場合、「出力イベント」が出力保留、保留解除のログを出力できないことがあります。

  • 短時間に、出力保留/保留解除の操作を繰り返した場合

  • 出力保留/保留解除の操作の直後に、帳票を削除または出力完了した場合

    出力開始時および出力完了時は、必ず出力されます。

  • 帳票出力サーバがV7.0L20以前のInterstage List Manager Agentで、出力方法が帳票配信型の帳票を配信した場合、出力完了時のログを出力できません。

監査証跡ログ(出力ログ)に出力される情報

監査証跡ログ(出力ログ)には、1行に以下の順序で、情報が出力されます。

【出力例】

以下に、帳票の出力を行った場合の出力ログの出力例を示します。

出力開始時の出力例 ⇒


出力完了時の出力例 ⇒
(帳票管理サーバがWindowsの場合)

出力完了時の出力例 ⇒
(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合)

2006/05/08 12:56:00.284,Start,,,,lm095,,lmuser,20060508-0000000188-0001-00000000,1,
form001,帳票タイトル,ld001,,,,,,,,,1,9ad16f4caaf631e6615c8b785e4b9354c78caf7214865fb6c
5d883807feb664d
2006/05/08 12:56:01.626,End,ListWorks(Send),Success,2006/05/08 12:59:02.656,lm095,lm065,lmuser,20060508-0000000188-0001-00000000,1,form001,t帳票タイトル,ld001,LWprt,0,1,,,User,,,2,69dc3e3477c65668023b03978f81dfb3486a9556fa4f2a9c14d7d3da658eba32
2006/05/08 12:56:01.626,End,ListWorks(Send),Success,2006/05/08 12:59:02.656,lm095,lm065,
lmuser,20060508-0000000188-0001-00000000,1,form001,t帳票タイトル,ld001,LWprt,0,1,,,,,,
2,69dc3e3477c65668023b03978f81dfb3486a9556fa4f2a9c14d7d3da658eba32

監査証跡ログ(出力ログ)に出力される情報の詳細

監査証跡ログ(出力ログ)に出力される情報の詳細を、出力される順序で以下に示します。