帳票に通番を出力して通番を確認することで、出力抜けを防止できます。
帳票を設計するときに、通番を出力する項目(固定リテラル項目)を配置して、「通番指定」を設定しておく必要があります。設定方法については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“3.10 帳票に通番を出力するための設定”を参照してください。
注意
以下の場合は、帳票に通番を出力することはできません。
Web手元印刷型で運用する場合
帳票をプレビューする場合
通番を出力する項目は、以下を使用して帳票を設計する場合に設定できます。
List Creator デザイナ V6.0L10以降
FORM V8.0L10以降に付属されているPowerFORM
通番を出力する場合、論理あて先の編集コマンド(lmedtldコマンド)で「配信通番の運用をする」を設定する必要があります。設定していない場合、通番は保証されません。
論理あて先の編集コマンド(lmedtldコマンド)については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 セットアップガイド”の“9.2.8.1 lmedtldコマンド”を参照してください。
ポイント
帳票に通番を出力する場合、通番を出力したい帳票の帳票定義情報すべてに、「通番指定」の設定を行ってください。
通番は、帳票を一覧表示して確認できます。
以下の操作を行うと、帳票の通番が表示されます。
帳票の削除/一覧表示/複写/移動コマンド(lmoprformコマンド)を実行し、帳票を一覧表示する
帳票一覧画面の[詳細表示]ボタンをクリックし、詳細表示画面を表示する
このコマンドについては、以下を参照してください。
⇒“6.2.5.2 lmoprformコマンド”
一覧表示例の見方
帳票ID「20060521-0000000010-0002-00000001」の帳票の通番が表示されている箇所について、CSV形式で示します。
帳票の通番には、以下があります。
配信通番
帳票ID,論理あて先,帳票番号,帳票名,タイトル,コメント,作成ユーザ,作成日時,出力ページ数,出力状態,出力完了,部数,用紙コード,保存期限,配信通番,コネクタ通番,帳票作成後の出力指定,保存処理モード,カスタマイズ項目1,カスタマイズ項目2,カスタマイズ項目3,カスタマイズ項目4,カスタマイズ項目5,カスタマイズ項目6,カスタマイズ項目7,カスタマイズ項目8,カスタマイズ項目9,カスタマイズ項目10,カスタマイズ項目11,カスタマイズ項目12,カスタマイズ項目13,出力ファイル名 , 出力完了ページ数 , 帳票の総ページ数,コネクタ通番2,コネクタ通番3,…(以降省略)
Document_ID,Logical_Output,Document_No,Document_Name,Title,Comment,Owner,Created,Total_Page,Output_Status,Finished,Copies,Paper_Code,Save_Limit_Date,Send_Sequence_Number,Connector_Sequence_Number,Output_Process,Keep_Process,Customize_Item_1,Customize_Item_2,Customize_Item_3,Customize_Item_4,Customize_Item_5,Customize_Item_6,Customize_Item_7,Customize_Item_8,Customize_Item_9,Customize_Item_10,Customize_Item_11,Customize_Item_12,Customize_Item_13,Output_File_Name,Output_Page,Form_Total_Page,Connector_Sequence_Number2,Connector_Sequence_Number3, …(以降省略) 20060521-0000000010-0002-00000001,ld1,2006030-10-2,fr010001,明細表,本社,user1,20060521120030999,10000000,06,0,100,PAP ERCODE001,20060531,ld100000001,apsld00100000001,0,0,,,,,,,,,,,,,,c:\temp\a.pdf,0,0,apsld00100000001,apsld00100000002,…(以降省略)
CSV形式の一覧表示例では、帳票の通番は、以下の値が該当します。
配信通番「Send_Sequence_Number」(表示順序15個目)の値は、「ld100000001」です。