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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能運用ガイド

4.8.2 帳票出力の保留/保留解除

帳票の出力を帳票出力サーバで保留にして、まとめて出力する方法について説明します。

帳票単位で、帳票の出力を保留できます。

帳票単位で出力処理を保留できるのは、以下の場合のみです。

帳票出力を保留するには

帳票出力サーバで帳票単位に帳票出力を保留するには、ユーザアプリケーションで出力開始時の動作モードに「保留する」を指定します。

出力開始時の動作モードは、以下のいずれかで指定します。

帳票出力の保留/保留解除の例

バッチ業務などで夜間に帳票を生成し、翌日に帳票を出力する場合の例について説明します。

バッチ業務アプリケーションで出力開始時の動作モードに「保留する」を指定し、帳票出力サーバで帳票の出力保留を行います。このとき、帳票一覧画面で帳票の出力状態は「出力保留」となります。翌日、帳票一覧画面や帳票管理サーバの運用コマンドで、「帳票の出力」を指示すると、帳票の出力が開始されます。

帳票の出力状態については、以下を参照してください。
⇒“7.4.1.1 帳票の出力状態(帳票一覧画面)

以下に、帳票出力サーバで帳票を出力保留にする場合の操作の流れについて示します。

  1. バッチ業務アプリケーションで出力開始時の動作モードに「保留する」を指定します。

  2. 夜間に、帳票管理サーバ上のバッチ業務アプリケーションを実行します。

    ⇒帳票出力サーバ上で帳票の出力保留が行われます。

  3. 翌日に、帳票一覧画面や帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)で、帳票の出力を指示します。

    帳票の出力/出力中止コマンド(lmoprprintコマンド)で帳票を出力する方法については、以下を参照してください。
    ⇒“6.2.5.1 lmoprprintコマンド

注意

帳票の出力を帳票出力サーバで保留にする場合、帳票出力サーバのList Manager Agentのサービスを起動しておく必要があります。