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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

18.5.5 List Manager起動スクリプトの編集(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合のみ)

List Managerでは、スクリプトを使って、起動、停止、再起動を行います。起動、停止、再起動する場合に使用するスクリプトをList Manager起動スクリプトと呼びます。

以下のデータベース別に、List Manager起動スクリプトの編集について示します。

スクリプトを編集しておくことで、次回の起動時からList Managerのデーモンを自動的に起動/停止/再起動できます。

注意

システム管理者権限で、List Manager起動スクリプトを編集してください。

18.5.5.1 Symfowareの場合

List Manager管理データベースにSymfowareを使用する場合の、List Manager起動スクリプトの編集について示します。

帳票管理サーバがSolarisの場合

List Manager起動スクリプトでは、スクリプト内の変数を編集します。

以下に、編集する行について説明します。

############
#
# Set By User
############
LM_LANG=ユーザアプリケーションの文字コード系と合致するList Manager のデーモン起動時の
        ロケール

List Manager起動スクリプトの編集を、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 以下のファイル(List Manager起動スクリプト)をテキストエディタなどで開きます。

    /opt/FJSVlstm/etc/rc.d/SKFJSVlstm
  2. 以下の行を編集します。

    ############
    #
    # Set By User
    ############
    LM_LANG=$LANG     ←

    以下に、定義例を示します。

    ############
    #
    # Set By User
    ############
    LM_LANG="ja_JP.PCK"

帳票管理サーバがLinuxの場合

List Manager起動スクリプトの編集は不要です。

参考

LM_LANGには、以下のようにUNICODE(UTF8)コード系が指定されています。

############
#
# Set By User
############
LM_LANG=ja_JP.UTF-8

18.5.5.2 Oracleの場合

List Manager管理データベースにOracleを使用する場合の、List Manager起動スクリプトの編集について示します。

List Manager起動スクリプトでは、スクリプト内の変数を編集します。

以下に、編集する行について説明します。

帳票管理サーバがSolarisの場合

############
#
# Set By User
############
LM_LANG=ユーザアプリケーションの文字コード系と合致するList Managerのデーモン起動時の
        ロケール
LM_ORACLE_HOME=Oracleインストールディレクトリ
LM_NLS_LANG=帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定する
            List Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケール
           (指定する値は、環境変数NLS_LANGで指定した値)

List Manager起動スクリプトの編集を、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 以下のファイル(List Manager起動スクリプト)をテキストエディタなどで開きます。

    /opt/FJSVlstm/etc/rc.d/SKFJSVlstm
  2. 以下の行を編集します。

    ############
    #
    # Set By User
    ############
    LM_LANG=$LANG    ←
    LM_ORACLE_HOME=$ORACLE_HOME    ←
    LM_NLS_LANG=$NLS_LANG    ←

    以下に、定義例を示します。

    ############
    #
    # Set By User
    ############
    LM_LANG="ja_JP.PCK"
    LM_ORACLE_HOME="/opt/oracle"
    LM_NLS_LANG="Japanese_Japan.JA16SJIS"

帳票管理サーバがLinuxの場合

############
#
# Set By User
############
LM_LANG=ja_JP.UTF-8
LM_ORACLE_HOME=Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ
LM_NLS_LANG=帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定する
            List Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケール
            (指定する値は、環境変数NLS_LANGで指定した値)

List Manager起動スクリプトの編集を、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 以下のファイル(List Manager起動スクリプト)をテキストエディタなどで開きます。

    /opt/FJSVlstm/etc/rc.d/SKFJSVlstm
  2. 以下の行を編集します。

    ############
    #
    # Set By User
    ############
    LM_LANG=ja_JP.UTF-8
    LM_ORACLE_HOME=$ORACLE_HOME    ←
    LM_NLS_LANG=$NLS_LANG    ←

    以下に、定義例を示します。

    ############
    #
    # Set By User
    ############
    LM_LANG=ja_JP.UTF-8
    LM_ORACLE_HOME="/opt/oracle"
    LM_NLS_LANG="Japanese_Japan.JA16SJIS"