List Managerでは、スクリプトを使って、起動、停止、再起動を行います。起動、停止、再起動する場合に使用するスクリプトをList Manager起動スクリプトと呼びます。
以下のデータベース別に、List Manager起動スクリプトの編集について示します。
スクリプトを編集しておくことで、次回の起動時からList Managerのデーモンを自動的に起動/停止/再起動できます。
Symfoware
Oracle
注意
システム管理者権限で、List Manager起動スクリプトを編集してください。
List Manager管理データベースにSymfowareを使用する場合の、List Manager起動スクリプトの編集について示します。
帳票管理サーバがSolarisの場合
List Manager起動スクリプトでは、スクリプト内の変数を編集します。
以下に、編集する行について説明します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG=ユーザアプリケーションの文字コード系と合致するList Manager のデーモン起動時の ロケール
List Manager起動スクリプトの編集を、以下の手順で行います。
以下のファイル(List Manager起動スクリプト)をテキストエディタなどで開きます。
/opt/FJSVlstm/etc/rc.d/SKFJSVlstm
以下の行を編集します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG=$LANG ←
以下に、定義例を示します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG="ja_JP.PCK"
帳票管理サーバがLinuxの場合
List Manager起動スクリプトの編集は不要です。
参考
LM_LANGには、以下のようにUNICODE(UTF8)コード系が指定されています。
############ # # Set By User ############ LM_LANG=ja_JP.UTF-8
List Manager管理データベースにOracleを使用する場合の、List Manager起動スクリプトの編集について示します。
List Manager起動スクリプトでは、スクリプト内の変数を編集します。
以下に、編集する行について説明します。
帳票管理サーバがSolarisの場合
############ # # Set By User ############ LM_LANG=ユーザアプリケーションの文字コード系と合致するList Managerのデーモン起動時の ロケール LM_ORACLE_HOME=Oracleインストールディレクトリ LM_NLS_LANG=帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定する List Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケール (指定する値は、環境変数NLS_LANGで指定した値)
List Manager起動スクリプトの編集を、以下の手順で行います。
以下のファイル(List Manager起動スクリプト)をテキストエディタなどで開きます。
/opt/FJSVlstm/etc/rc.d/SKFJSVlstm
以下の行を編集します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG=$LANG ← LM_ORACLE_HOME=$ORACLE_HOME ← LM_NLS_LANG=$NLS_LANG ←
以下に、定義例を示します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG="ja_JP.PCK" LM_ORACLE_HOME="/opt/oracle" LM_NLS_LANG="Japanese_Japan.JA16SJIS"
帳票管理サーバがLinuxの場合
############ # # Set By User ############ LM_LANG=ja_JP.UTF-8 LM_ORACLE_HOME=Oracle Client(64bit)をインストールしたディレクトリ LM_NLS_LANG=帳票管理サーバの環境設定ファイルのDBCharCodeキーに指定する List Manager管理データベースの文字コード系と合致するロケール (指定する値は、環境変数NLS_LANGで指定した値)
List Manager起動スクリプトの編集を、以下の手順で行います。
以下のファイル(List Manager起動スクリプト)をテキストエディタなどで開きます。
/opt/FJSVlstm/etc/rc.d/SKFJSVlstm
以下の行を編集します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG=ja_JP.UTF-8 LM_ORACLE_HOME=$ORACLE_HOME ← LM_NLS_LANG=$NLS_LANG ←
以下に、定義例を示します。
############ # # Set By User ############ LM_LANG=ja_JP.UTF-8 LM_ORACLE_HOME="/opt/oracle" LM_NLS_LANG="Japanese_Japan.JA16SJIS"