ここでは、List Managerのマルチサーバシステムの構成について説明します。
List Managerがサポートするシステム構成は、以下のとおりです。
List Manager管理データベースをデータベースサーバ上の共用ディスクに配置
List Manager 管理データベースを共用ディスク(ストレージ装置)に配置(帳票管理サーバがLinuxの場合のみ)
List Manager管理データベースをデータベースサーバ上の共用ディスクに配置する場合の共有方法は、以下のとおりです。
帳票管理サーバがWindowsの場合
「CIFS」(Common Internet File System)
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
「NFS」(Network File System)
List Manager管理データベースに「Symfoware」または「Oracle」を使用します。
注意
List Manager管理データベースをデータベースサーバ上の共用ディスクに配置する場合、データベースサーバの環境は保証されません(帳票管理サーバの環境のみ保証されます)。
ポイント
データベースサーバとは、マルチサーバ運用を行う場合に、複数の帳票管理サーバ(データベースクライアント)からアクセスされる共用ディスクを提供するサーバのことです。データベースクライアントとは、マルチサーバ運用時でList Manager管理データベースをデータベースサーバに配置する場合に、データベースサーバの情報を共有する帳票管理サーバのことです。
本書では、データベースサーバおよびデータベースクライアントを、以下のように表記しています。
帳票管理サーバがWindowsの場合
データベースサーバ:CIFSサーバ
データベースクライアント:CIFSクライアント
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合
データベースサーバ:NFSサーバ
データベースクライアント:NFSクライアント
List Manager管理データベースを共用ディスク(ストレージ装置)に配置する場合は、List Manager管理データベースおよび帳票資源の共有方法は、以下のとおりです。
「NAS」(Network Attached Storage)
List Manager管理データベースに「Oracle」を使用します。
運用環境などに合わせて、システム構成を決定します。
それぞれの動作環境については、以下を参照してください。
⇒“14.3.1 動作環境”