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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

14.2 システム構成

ここでは、List Managerのマルチサーバシステムの構成について説明します。

List Managerがサポートするシステム構成は、以下のとおりです。

List Manager管理データベースをデータベースサーバ上の共用ディスクに配置

List Manager管理データベースをデータベースサーバ上の共用ディスクに配置する場合の共有方法は、以下のとおりです。

注意

List Manager管理データベースをデータベースサーバ上の共用ディスクに配置する場合、データベースサーバの環境は保証されません(帳票管理サーバの環境のみ保証されます)。

ポイント

  • データベースサーバとは、マルチサーバ運用を行う場合に、複数の帳票管理サーバ(データベースクライアント)からアクセスされる共用ディスクを提供するサーバのことです。データベースクライアントとは、マルチサーバ運用時でList Manager管理データベースをデータベースサーバに配置する場合に、データベースサーバの情報を共有する帳票管理サーバのことです。

  • 本書では、データベースサーバおよびデータベースクライアントを、以下のように表記しています。

    • 帳票管理サーバがWindowsの場合

      データベースサーバ:CIFSサーバ

      データベースクライアント:CIFSクライアント

    • 帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

      データベースサーバ:NFSサーバ

      データベースクライアント:NFSクライアント

List Manager管理データベースを共用ディスク(ストレージ装置)に配置(帳票管理サーバがLinuxの場合のみ)

List Manager管理データベースを共用ディスク(ストレージ装置)に配置する場合は、List Manager管理データベースおよび帳票資源の共有方法は、以下のとおりです。

「NAS」(Network Attached Storage)

List Manager管理データベースに「Oracle」を使用します。


運用環境などに合わせて、システム構成を決定します。

それぞれの動作環境については、以下を参照してください。
⇒“14.3.1 動作環境