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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

11.3.3 リソースの設定

クラスタアプリケーションに登録する、以下のリソースを作成します。

11.3.3.1 Gdsリソースの事前設定

Gdsリソースを設定する場合には、Gdsリソース設定前に共用ボリュームを設定する必要があります。また、Gdsリソース設定前に、いずれか1ノードで以下のコマンドを実行してください。

このコマンドは、指定したGdsリソースが クラスタアプリケーションの状態と連動してGDSボリュームの起動/停止を行うために必要な操作です。加えてボリュームを共用する全ノードで offline状態にします。

# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvgdsetup -a [class-name]
...
Do you want to continue with these processes ? [yes/no] y

11.3.3.2 Gdsリソースの設定

Gdsリソースの事前設定が完了したら、Gdsリソースをクラスタアプリケーションに登録します。Gdsリソースの設定は以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”での起動時と同じ configurationファイル名を指定してhvwコマンドを実行し、RMS Wizardを起動します。

  2. [Main configuration menu]の[Application-Edit]を選択します。

  3. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーション名を選択します。

  4. [turnkey wizard "STANDBY"]の[Gds:Global-Disk-Services]を選択します。

  5. [Volume management]の[AdditionalDiskClass]を選択します。

  6. クラスタアプリケーションに登録するGdsリソース一覧が表示されるので、“10.5 GDSの初期設定”で作成したクラスを選択します。

  7. Gdsリソースの動作モードを以下に設定します。

    「NOT:MONITORONLY」

  8. 設定情報が正しいことを確認し、[SAVE+EXIT]を選択します。

11.3.3.3 RDBリソースの設定

RDBリソースをクラスタアプリケーションに登録します。RDBリソースの設定は、以下の手順で行います。

=操作手順=
  1. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”での起動時と同じ configurationファイル名を指定してhvwコマンドを実行し、RMS Wizardを起動します。

  2. [Main configuration menu]の[Application-Edit]を選択します。

  3. 11.3.2 クラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーション名を選択します。

  4. [turnkey wizard "STANDBY"]の[Symfoware]を選択します。

  5. [Resource]の[AdditionalResource]を選択します。

  6. クラスタアプリケーションに登録するRDBリソース一覧が表示されるので、[lmrdbsys]を選択します。

  7. 設定情報が正しいことを確認し、[SAVE+EXIT]を選択します。