Symfowareの動作環境を定義する「RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)」を編集します。
以下の手順に従って、各ノード(運用ノード、待機ノード)で、RDB構成パラメタファイルの編集を行います。
List ManagerのインストールディレクトリにあるRDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)を複写します。
複写元 | 複写先 |
---|---|
/opt/FJSVlstm/db/symfoware/create/lmrdbsys.cfg | /opt/FJSVrdb2b/etc |
注意
RDB構成パラメタファイル名は、RDBの動作環境を区別するため、「RDBシステム名.cfg」とします。List Managerは、RDBシステム名に、「lmrdbsys」を使用します。
Symfowareを使用してList Manager以外のデータベースを運用する場合、RDBシステム名に、「lmrdbsys」以外を使用してください。
複写したlmrdbsys.cfgファイルをテキストエディタで開いて、以下の定義を記述します。
定義種別 | 設定値 |
---|---|
RDBDIRSPACE | RDBディレクトリの配置先として、“10.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したRDBディレクトリ用のボリュームをフルパスで指定します。 ここでは例として「/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0002」と指定します。 |
RDBLOGMANAGE | ログ管理ファイルの配置先として、“10.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したログ管理ファイル用のボリュームをフルパスで指定します。 ここでは例として「/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004」と指定します。 |
RDBSYSTEMID | RDBシステムID に「21」(初期値)を指定します。 ただし、List Manager管理データベース以外で、RDBシステムID に初期値の「21」を使用している場合は、RDBシステムID を1 ~ 31 の範囲で変更します。 |
注意
List Manager管理データベースの環境構築後は、RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)に定義されている設定値を変更しないでください。
lmrdbsys.cfg ファイルにあらかじめ設定されている以下の行をコメントアウトします。
定義種別 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|
RDBDIRSPACE1 | /var/opt/FJSVlstm/lmrdbdir | List Manager管理データベース用のRDBディレクトリファイルの配置先 |
RDBDIRSPACE2 | /var/opt/FJSVlstm/lmrdbdir | RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの配置先 |