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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド クラスタ編

11.2.2 RDB構成パラメタファイルの編集

Symfowareの動作環境を定義する「RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)」を編集します。

以下の手順に従って、各ノード(運用ノード、待機ノード)で、RDB構成パラメタファイルの編集を行います。

=操作手順=
  1. List ManagerのインストールディレクトリにあるRDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)を複写します。

    複写元

    複写先

    /opt/FJSVlstm/db/symfoware/create/lmrdbsys.cfg

    /opt/FJSVrdb2b/etc

    注意

    • RDB構成パラメタファイル名は、RDBの動作環境を区別するため、「RDBシステム名.cfg」とします。List Managerは、RDBシステム名に、「lmrdbsys」を使用します。
      Symfowareを使用してList Manager以外のデータベースを運用する場合、RDBシステム名に、「lmrdbsys」以外を使用してください。

  2. 複写したlmrdbsys.cfgファイルをテキストエディタで開いて、以下の定義を記述します。

    定義種別

    設定値

    RDBDIRSPACE

    RDBディレクトリの配置先として、“10.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したRDBディレクトリ用のボリュームをフルパスで指定します。

    ここでは例として「/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0002」と指定します。

    RDBLOGMANAGE

    ログ管理ファイルの配置先として、“10.3 共用ディスク上に作成するボリュームについて”で作成したログ管理ファイル用のボリュームをフルパスで指定します。

    ここでは例として「/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0004」と指定します。

    RDBSYSTEMID

    RDBシステムID に「21」(初期値)を指定します。

    ただし、List Manager管理データベース以外で、RDBシステムID に初期値の「21」を使用している場合は、RDBシステムID を1 ~ 31 の範囲で変更します。

    注意

    • List Manager管理データベースの環境構築後は、RDB構成パラメタファイル(lmrdbsys.cfg)に定義されている設定値を変更しないでください。

  3. lmrdbsys.cfg ファイルにあらかじめ設定されている以下の行をコメントアウトします。

    定義種別

    初期値

    説明

    RDBDIRSPACE1

    /var/opt/FJSVlstm/lmrdbdir

    List Manager管理データベース用のRDBディレクトリファイルの配置先

    RDBDIRSPACE2

    /var/opt/FJSVlstm/lmrdbdir

    RDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルの配置先