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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

付録J データベースの環境設定時のメッセージ

List Manager 管理データベースにSymfowareを環境設定するときに出力される可能性の高いメッセージを抜粋して説明しています。

⇒ 詳細なメッセージの説明については、Symfowareのマニュアルを参照してください。


カレントフォルダエラー(帳票管理サーバがWindowsの場合)

[メッセージ]

カレントフォルダにデータベースの構築に必要なファイルが存在しません。

[原因]

カレントフォルダにデータベースの構築に必要なファイルが存在しないため、データベース構築スクリプトが正しく実行できません。

[対処]

以下のファイルが存在するフォルダをカレント(現在、参照される位置)にして、データベース構築スクリプトを実行してください。

  • create_lmrdbsys.ini

  • bin\db_create_lmrdbsys.dat

  • tbl_create_lmrdbsys.dat

  • bin\grant_add_lmrdbsys.dat

  • user_create_lmrdbsys.dat

  • bin\dsi_fmt_lmrdbsys.bat

  • bin\insert_init_data_lmrdbsys.dat

  • bin\crbf_list_lmrdbsys

  • bin\conbf_list_lmrdbsys

  • bin\connect_lmrdbsys.dat

  • bin\setpm_lmrdbsys.bat

  • sfwlib\setsys.exe

  • sfwlib\comapi.dll

  • bin\rdbbuf

  • bin\lmfssqlenv

  • bin\RDBPROC_APLENV.BAT

  • bin\RDBPROC_RM_WORK.BAT

上記のファイルは「(List Worksインストールフォルダ)\Listmanager\Manager\db\symfoware\create」配下に格納されています。


カレントディレクトリエラー(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合)

[メッセージ]

Files for creating the database do not exist in the current directory.

[原因]

カレントディレクトリにデータベースの構築に必要なファイルが存在しないため、データベース構築スクリプトが正しく実行できません。

[対処]

以下のファイルが存在するフォルダをカレント(現在、参照される位置)にして、データベース構築スクリプトを実行してください。

  • create_pre_lmrdbsys.sh

  • create_post_lmrdbsys.sh

  • db_create_lmrdbsys.dat

  • dbs_create_lmrdbsys.dat

  • tbl_create_lmrdbsys.dat

  • grant_add_lmrdbsys.dat

  • user_create_lmrdbsys.dat

  • dsi_fmt_lmrdbsys.sh

  • insert_init_data_lmrdbsys.dat

  • crbf_list_lmrdbsys

  • conbf_list_lmrdbsys

  • setsysparam_lmrdbsys.sh

  • setsysparam_lmrdbsys.dat

  • connect_lmrdbsys.dat

  • setpm_lmrdbsys.sh

上記のファイルは、「/opt/FJSVlstm/db/symfoware/create」配下に格納されています。


Symfowareがインストールされていない

[メッセージ]

'rdbddlex'は、内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません。

[原因]

Symfowareがインストールされていません。

[対処]

Symfowareを使用する場合は、List Managerの環境構築の前にSymfowareのインストールを済ませておく必要があります。

List Worksのインストール時に、同梱のSymfowareをインストールしてください。または、個別にSymfowareを購入している場合は、購入済みのSymfowareのインストールを行ってから、データベースの環境設定を行ってください。


RDBコマンドエラー(帳票管理サーバがWindowsの場合)

[メッセージ]

qdg02250u:RDBIIが未起動のため'rdbddlex'コマンドは実行できません (システム名=lmrdbsys)

qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました復帰コード 01 (システム名=lmrdbsys)

[原因]

Symfoware RDBサービスが起動していないため、RDBコマンドを実行できません。

[対処]

Symfoware RDBサービスが起動しているか確認し、サービスを起動させてから、再度、実行してください。


データベース名の重複

[メッセージ]

qdg12226e:データベース定義文の実行で重症エラーを検出しました。詳細メッセージ='JYP4783E データベース“LISTMGR”は既に定義されています.' エラーが発生した文の先頭位置=19 (システム名=lmrdbsys)

qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました復帰コード 01 (システム名=lmrdbsys)

[原因]

すでに同名のデータベースが存在しています。一度、データベースのセットアップに失敗して、データベース構築スクリプトを再度実行している場合には、前回スクリプト実行時の構築途中のデータベースが残っている可能性があるため、本エラーが発生しています。

[対処]

同一のRDBシステム内には、同名のデータベースは複数作成できないため、データベース構築スクリプトがエラーになります。

一度、データベースのセットアップに失敗して、再度、実行時に、このエラーが出力された場合は、前回実行時に作成したデータベースが残っていますので、データベースを削除してください。

⇒ データベースの削除については、以下を参照してください。

帳票管理サーバがWindowsの場合

2.8 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがWindowsの場合)

帳票管理サーバがSolarisの場合

2.9 List Manager 管理データベースの作成に失敗した場合の再構築(帳票管理サーバがSolarisの場合)

帳票管理サーバがLinuxの場合

2.10 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがLinuxの場合)

再実行時以外に、本エラーが発生した場合は、既存環境が存在している可能性があります。既存環境を削除し、環境構築手順に従い、Symfowareの環境設定を最初から行ってください。


DBSPACEの指定誤り(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合)

[メッセージ]

qdg12226e:データベーススペース定義文の実行で重症エラーを検出しました詳細メッセージ='JYP4796E 指定されたローデバイスあるいはファイルをアクセスできません.errno:“2”' エラーが発生した文の先頭位置=29 (システム名=lmrdbsys)

qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました復帰コード 01 (システム名=lmrdbsys)

qdg12226e:データベーススペース定義文の実行で重症エラーを検出しました詳細メッセージ='JYP4819E 指定されたパスが存在しません.' エラーが発生した文の先頭位置=30 (システム名=lmrdbsys)

qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました復帰コード 01 (システム名=lmrdbsys)

[原因]

2.3.10.2 データベース構築スクリプトの編集”のDBSPACEの定義で指定したデータベーススペースのローデバイスが存在しません。

データベーススペースの物理ファイルパスは、存在するローデバイスを指定する必要があります。

[対処]

帳票管理サーバがSolarisの場合

2.3.10.2 データベース構築スクリプトの編集”のDBSPACEの定義で指定したデータベーススペースのローデバイスは存在するものを指定する必要があります。

dbs_create_lmrdbsys.datファイルで定義しているデータベーススペースのローデバイスが存在しない場合、データベース構築スクリプトはエラーになります。

dbs_create_lmrdbsys.datをテキストエディタなどで開き、存在するフォルダパスをデータベーススペースのローデバイスを指定して、上書き保存してください。その後、再度、セットアップを実行してください。

⇒ dbs_create_lmrdbsys.datの格納場所については“2.3.10 List Manager 管理データベースの作成(データベース構築スクリプトの実行) ”を参照してください。

ローデバイスを修正後、再度セットアップを実行する際には、前回実行時に作成したデータベースが残っていますので、データベースを削除してください。

⇒ データベースの削除については“2.9 List Manager 管理データベースの作成に失敗した場合の再構築(帳票管理サーバがSolarisの場合)”を参照してください。

帳票管理サーバがLinuxの場合

2.4.10.2 データベース構築スクリプトの編集”のDBSPACEの定義で指定したデータベーススペースのローデバイスは存在するものを指定する必要があります。

dbs_create_lmrdbsys.datファイルで定義しているデータベーススペースのローデバイスが存在しない場合、データベース構築スクリプトはエラーになります。

dbs_create_lmrdbsys.datをテキストエディタなどで開き、存在するフォルダパスをデータベーススペースのローデバイスを指定して、上書き保存してください。その後、再度、セットアップを実行してください。

⇒ dbs_create_lmrdbsys.datの格納場所については“2.4.10 List Manager管理データベースの作成(データベース構築スクリプトの実行) ”を参照してください。

ローデバイスを修正後、再度セットアップを実行する際には、前回実行時に作成したデータベースが残っていますので、データベースを削除してください。

⇒ データベースの削除については“2.10 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがLinuxの場合)”を参照してください。


DBSPACEの指定誤り(帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合)

[メッセージ]

qdg12226e:データベーススペース定義文の実行で重症エラーを検出しました詳細メッセージ='JYP4794E 指定されたファイルは既に存在します.' エラーが発生した文の先頭位置=29 (システム名=lmrdbsys)

qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました復帰コード 01 (システム名=lmrdbsys)

[原因]

DBSPACEとして指定したローデバイスに、同名のファイルがすでに存在しています。

[対処]

帳票管理サーバがSolarisの場合

2.3.10.2 データベース構築スクリプトの編集”のDBSPACEの定義で指定したデータベーススペースのローデバイスは存在するものを指定する必要がありますが、DBSPACEファイルは同名のファイルが既に存在しているとエラーになります。

dbs_create_lmrdbsys.datをテキストエディタなどで開き、DBSPACEファイル名を変更するか、別のローデバイスを指定して、上書き保存してください。その後、再度、セットアップを実行してください。

⇒ dbs_create_lmrdbsys.datの格納場所については“2.3.10 List Manager 管理データベースの作成(データベース構築スクリプトの実行) ”を参照してください。

ローデバイスを修正後、再度、セットアップを実行する際には、前回実行時に作成したデータベースが残っていますので、データベースを削除してください。

⇒ データベースの削除については“2.9 List Manager 管理データベースの作成に失敗した場合の再構築(帳票管理サーバがSolarisの場合)”を参照してください。

帳票管理サーバがLinuxの場合

2.4.10.2 データベース構築スクリプトの編集”のDBSPACEの定義で指定したデータベーススペースのローデバイスは存在するものを指定する必要があります。

dbs_create_lmrdbsys.datファイルで定義しているデータベーススペースのローデバイスが存在しない場合、データベース構築スクリプトはエラーになります。

dbs_create_lmrdbsys.datをテキストエディタなどで開き、存在するフォルダパスをデータベーススペースのローデバイスを指定して、上書き保存してください。その後、再度、セットアップを実行してください。

⇒ dbs_create_lmrdbsys.datの格納場所については“2.4.10 List Manager管理データベースの作成(データベース構築スクリプトの実行) ”を参照してください。

ローデバイスを修正後、再度セットアップを実行する際には、前回実行時に作成したデータベースが残っていますので、データベースを削除してください。

⇒ データベースの削除については“2.10 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがLinuxの場合)”を参照してください。


DSI容量の超過

[メッセージ]

qdg12226e:DSI定義文の実行で重症エラーを検出しました詳細メッセージ='JYP4801E 指定されたデータベーススペースの空き領域が不足しています.' エラーが発生した文の先頭位置=289 (システム名=lmrdbsys)

qdg02201u:rdbddlexが異常終了しました復帰コード 01 (システム名=lmrdbsys)

[原因]

Database見積もりツールで見積もった結果が、データベース構築スクリプトに正しく反映されていません。

[対処]

見積もり結果を、データベース構築スクリプトに正しく反映してください。

修正後、再度、セットアップを実行する際には、前回の実行時に作成したデータベースが残っていますので、以下を参照してデータベースの再構築をしてください。

帳票管理サーバがWindowsの場合

2.8 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがWindowsの場合)

帳票管理サーバがSolarisの場合

2.9 List Manager 管理データベースの作成に失敗した場合の再構築(帳票管理サーバがSolarisの場合)

帳票管理サーバがLinuxの場合

2.10 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがLinuxの場合)


データベースの接続確認エラー

[メッセージ]

qdg13063u:rdbexecsqlコマンドが発行するSQL文でエラーが発生しました SQL文=PREPARE SQLSTATE=37000 SQLMSG=JYP7202E

表“F3HXDMCHKDLV”がスキーマ“lmuser”中には存在しません. (システム名=lmrdbsys)

[原因]

データベース構築スクリプトで作成される表“F3HXDMCHKDLV”が存在していません。

[対処]

データベース構築スクリプトで作成されるテーブルが、予期せぬエラーにより作成されていません。

以下を参照してデータベースの再構築をしてください。

帳票管理サーバがWindowsの場合

2.8 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがWindowsの場合)

帳票管理サーバがSolarisの場合

2.9 List Manager 管理データベースの作成に失敗した場合の再構築(帳票管理サーバがSolarisの場合)

帳票管理サーバがLinuxの場合

2.10 List Manager管理データベースの削除(帳票管理サーバがLinuxの場合)


データベースへの接続エラー

[メッセージ]

データベースへのアクセスに失敗しました。

LDWrapperクラスがローカルデータベースアクセスをロードしていません

設定情報を確認後、再度接続確認を実行してください。

[原因]

帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを別マシンで運用する場合には、List WorksをインストールしたマシンにもSymfoware Clientが必要ですが、インストールされていないため、データベースへの接続ができません。

[対処]

帳票管理サーバがインストールされているマシンにも、Symfoware Clientをインストールしてから、再度、データベースの接続確認を行ってください。


帳票管理サーバとList Manager 管理データベースを別マシンで運用する場合のデータベース接続エラー

[メッセージ]

JYP1068U コード変換ライブラリがロードできません。

[原因]

SymfowareがインストールされているマシンにCharset Manager Standard Editionがインストールされていません。

[対処]

Symfowareがインストールされているマシンに、以下の製品をインストールしてください。

  • Charset Manager Standard Edition