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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能セットアップガイド

3.11 帳票に出力者名を出力するための設定

帳票に、帳票の出力者名を出力できます。

帳票登録を行ったユーザ以外のユーザが同じ帳票を再出力した場合、再出力したユーザのユーザID(最終出力者ID)を帳票に出力させることができます。

この機能によって、帳票の出力者を識別することができ、帳票からの情報漏えいの抑止・追跡を行うことができます。

注意

  • COBOLアプリケーション連携機能およびホスト帳票連携機能を利用する場合、この機能は利用できません。

  • この機能を使用するには、List Creatorデザイナ V8.0以降が必要です。

帳票に出力者名を出力するには、帳票定義情報に出力者名を出力する項目を設定する必要があります。

以下に、帳票に出力者名を出力するための設定について説明します。

=操作手順=
  1. List Creatorデザイナで、出力者名を出力する帳票定義情報を開きます。

    List Creatorデザイナについては、List Creatorオンラインマニュアル“帳票設計編”またはオンラインヘルプを参照してください。

  2. 帳票様式定義画面で、出力者名を出力する項目として、「テキスト項目」、または「矩形テキスト項目」を定義します。

  3. データ定義画面の[データ定義]タブで、2.で定義した項目のオペランドに「USERID」を指定します。

    オペランドを指定する場合、データ定義の編集画面の「演算子の選択」の「分類」で「内部変数」を選択し、「演算子」に「USERID」を選択します。

  4. 帳票管理サーバの環境設定ファイルでOutputUserInfoキーに「1」を指定します。

    帳票管理サーバの環境設定ファイルについては、以下を参照してください。
    ⇒“3.5 帳票管理サーバの環境設定ファイルの設定