Windows/Solaris/Linuxのアプリケーションサーバと連携する場合は、List Creator Connectorを使用します。
アプリケーションサーバと帳票管理サーバを異なるコンピュータで運用し、ユーザアプリケーションの処理と帳票の管理を分離することで、各サーバの負荷を分散することができます。
List Creatorコネクタ連携には、以下の運用方法があります。
注意
COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を配信するには、アプリケーションサーバにList Creator Connector 8.0以降が必要です。
以下の場合、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を配信することはできません。
Web手元印刷型の運用を行う場合
入力データは、必ずアプリケーションサーバに配置してください。
資源の配置については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”を参照してください。
以下に、List Creatorコネクタ連携について運用別に説明します。
●帳票配信型の運用
1) アプリケーションサーバ上のユーザアプリケーションの実行により、アプリケーションサーバから 帳票管理サーバに入力データなどが転送されます。 2) 帳票管理サーバで帳票が生成されます。 3) 帳票出力サーバへ配信します。 4) 帳票出力サーバで帳票が出力されます。 ・List Works Print Agentでは、配信された帳票が印刷、電子保存(Interstage List Manager互換のための機能)、 PDFファイル保存されます。 ・List Works Workstationでは、配信された帳票の印刷のみ可能です。
●Web手元印刷型の運用
1) Webクライアント上のWebブラウザから、帳票を出力するユーザアプリケーションを実行します。 2) アプリケーションサーバ上のユーザアプリケーションは、 入力データなどを準備し、List Creator Connectorを 利用して帳票管理サーバへ転送します。 3) 帳票管理サーバ上のList Managerは、以下のファイル形式の帳票を生成し、出力します。 ・OWFファイル ・PDFファイル 4) 帳票管理サーバで生成され、出力された帳票がアプリケーションサーバに転送されます。 なお、アプリケーションサーバに転送するかどうかは、ユーザアプリケーションで指定できます。 5) 帳票の出力先(配置先)URLを指定します。 6) 指定したURLに出力された帳票をWebクライアントのWebブラウザでプレビュー/印刷します。
ポイント
Webプラグインは、OWFファイルをプレビュー/印刷する場合に必須です。また、Adobe Readerは、PDFファイルをプレビュー/印刷する場合に必須です。