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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能スタートガイド

2.10.1 List Creatorコネクタ連携

Windows/Solaris/Linuxのアプリケーションサーバと連携する場合は、List Creator Connectorを使用します。

アプリケーションサーバと帳票管理サーバを異なるコンピュータで運用し、ユーザアプリケーションの処理と帳票の管理を分離することで、各サーバの負荷を分散することができます。

List Creatorコネクタ連携には、以下の運用方法があります。

注意

  • COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を配信するには、アプリケーションサーバにList Creator Connector 8.0以降が必要です。

  • 以下の場合、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を配信することはできません。

    • Web手元印刷型の運用を行う場合

  • 入力データは、必ずアプリケーションサーバに配置してください。
    資源の配置については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 運用ガイド”を参照してください。

以下に、List Creatorコネクタ連携について運用別に説明します。

帳票配信型の運用

List Creatorコネクタ連携機能(帳票配信型運用)

                1) アプリケーションサーバ上のユーザアプリケーションの実行により、アプリケーションサーバから
                   帳票管理サーバに入力データなどが転送されます。
                2) 帳票管理サーバで帳票が生成されます。
                3) 帳票出力サーバへ配信します。
                4) 帳票出力サーバで帳票が出力されます。
                    ・List Works Print Agentでは、配信された帳票が印刷、電子保存(Interstage List Manager互換のための機能)、
                      PDFファイル保存されます。
                    ・List Works Workstationでは、配信された帳票の印刷のみ可能です。

Web手元印刷型の運用

List Creatorコネクタ連携機能(Web手元印刷型運用)

                1) Webクライアント上のWebブラウザから、帳票を出力するユーザアプリケーションを実行します。
                2) アプリケーションサーバ上のユーザアプリケーションは、 入力データなどを準備し、List Creator Connectorを
                   利用して帳票管理サーバへ転送します。
                3) 帳票管理サーバ上のList Managerは、以下のファイル形式の帳票を生成し、出力します。
                      ・OWFファイル
                      ・PDFファイル
                4) 帳票管理サーバで生成され、出力された帳票がアプリケーションサーバに転送されます。
                   なお、アプリケーションサーバに転送するかどうかは、ユーザアプリケーションで指定できます。
                5) 帳票の出力先(配置先)URLを指定します。
                6) 指定したURLに出力された帳票をWebクライアントのWebブラウザでプレビュー/印刷します。

ポイント

Webプラグインは、OWFファイルをプレビュー/印刷する場合に必須です。また、Adobe Readerは、PDFファイルをプレビュー/印刷する場合に必須です。