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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能スタートガイド

2.11 ホスト帳票連携機能

ホスト帳票連携機能とは、グローバルサーバと連携することで、従来、グローバルサーバで運用・出力していた帳票の配信・出力処理をList Managerで配信・出力する機能です。ホスト帳票連携型の運用形態でシステムを運用する場合、List Managerで配信・出力するには、ホスト連携プレミアムやホスト帳票受信サービスなどのホスト帳票連携製品/機能を経由する必要があります。ホスト帳票連携機能を利用すると、新たに帳票定義体を作成することなく、グローバルサーバの資産はそのままで、ユーザアプリケーションで指定した論理あて先(配信先)にホスト帳票を配信・出力することができます。

以下に、ホスト帳票連携機能(運用形態がホスト帳票連携型の場合)について示します。

注意

  • ホスト帳票連携型の運用形態は、帳票管理サーバがWindowsまたはSolarisの場合に利用できます。

  • 帳票管理サーバがLinuxの場合、ホスト帳票ファイル転送運用の運用形態のみが利用可能です(ホスト帳票連携型の運用形態は利用できません)。ホスト帳票ファイル転送運用の詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 ホスト帳票連携ガイド”を参照してください。

注1:
帳票管理サーバがWindowsの場合に必要な製品です。

ホスト連携プレミアムには、以下の製品が統合されています。

- HOST PRINT
- FNA Server
- 通信制御サービス
- JEF拡張漢字サポート

なお、ホスト連携プレミアムは、2018年3月31日をもって販売停止されました。以降は、必要な製品を単品でご購入ください。

注2:
帳票管理サーバがSolarisの場合に必要な機能です。

                1) グローバルサーバ上のユーザアプリケーションを実行すると、ホスト帳票が生成されます。
                2) グローバルサーバから、ホスト連携プレミアムやホスト帳票受信サービスなどのホスト帳票連携製品/機能を
                   経由して、帳票管理サーバにホスト帳票が登録されます。
                   帳票管理サーバとグローバルサーバの接続形態はTCP/IPプロトコルを使用します。
                3) ユーザアプリケーションで指定した論理あて先(配信先)に配信されます。
                4) 帳票出力サーバで、配信された帳票が印刷、電子保存(Interstage List Manager互換のための機能)、PDFファ
                  イル保存されます。

ポイント

  • ホスト帳票連携機能を利用して、帳票を配信・出力する場合の詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 ホスト帳票連携ガイド”を参照してください。

  • 扱うことができるホスト帳票は以下のとおりです。

    • グローバルサーバのバッチアプリケーションで作成したスプール形式の帳票

    • OSIV APS/DSP経由で出力する、表示ファイルインタフェースの帳票

    • OSIV APSのデマンド出力帳票

●ホスト帳票連携時の出力機能

ホスト帳票連携時の出力機能では、ホスト帳票は、以下の方法で出力することができます。