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PRIMECLUSTER  導入運用手引書 4.7

D.2.2 状態遷移プロシジャの起動優先度の変更

状態遷移プロシジャの起動優先度の変更は以下の手順で行います。本作業は、変更する状態遷移プロシジャが登録されている、すべてのノードで行います。

注意

状態遷移プロシジャの起動優先度を変更する場合は、クラスタアプリケーションの構成変更からプロシジャリソースを削除し、プロシジャリソースを再作成する必要があります。

クラスタアプリケーションの構成変更については、“第10章 クラスタアプリケーションの構成変更”を参照してください。

◆操作手順

  1. システム管理者権限でログイン

    状態遷移プロシジャの起動優先度を変更するノードに、システム管理者権限でログインします。

  2. クラスタアプリケーションのプロシジャリソースを削除

    クラスタアプリケーションのプロシジャリソースの削除については、“10.5 リソースの削除”を参照してください。

  3. 状態遷移プロシジャの起動優先度の変更

    clsetprocrsc(1M)コマンドを使用して、プロシジャリソースが使用する状態遷移プロシジャの起動優先度を変更します。

    プロシジャリソースが登録されているすべてのノードで本手順を実行した後に、次の手順に進んでください。

    参照

    clsetprocrsc(1M)コマンドの詳細については、clsetprocrsc(1M)のマニュアルページを参照してください。

    ノード識別名がNODE1であるノードに登録されている、リソースクラスがBasicApplicationクラスで、リソース名がSDISKである状態遷移プロシジャの起動優先度を10000に変更する場合

    # /etc/opt/FJSVcluster/bin/clsetprocrsc -n SDISK -c BasicApplication -s NODE1 -p 10000
  4. クラスタアプリケーションにプロシジャリソースを登録

    クラスタアプリケーションへのプロシジャリソースの登録については、“6.7.3.7 プロシジャリソースの設定”を参照してください。