NFSサービスの起動と自動起動設定
userApplicationを構成するすべてのノードで以下の手順を実行し、NFSサービスの起動と自動起動設定を行います。
# systemctl enable nfs-server # systemctl start nfs-server
/etc/exports.pcl ファイルの定義
userApplicationを構成するすべてのノードの/etc/exports.pclファイルに、NFSサーバとして公開するファイルシステムのマウントポイントを追加します。本ファイルの記載方法は、OSの/etc/exportsと同じです。行の先頭は、必ず「#RMS#」で始まるようにしてください。
例)公開するマウントポイントが/mnt/swdsk1、NFSクライアントが192.168.1.10/24、オプションがro,syncの場合
#RMS#/mnt/swdsk1 192.168.1.10/24(ro,sync)
注意
本ファイルに記載するマウントポイントは、fstab.pclファイルに記載したマウントポイントと同一である必要があります。
NFSクライアントはホスト名指定も使用できます。この場合、ホスト名に * (アスタリスク) と ? (クエスチョン) は使用できません。
NFS サービスと PRIMECLUSTER サービスの依存関係の設定
userApplicationを構成するすべてのノードで以下の手順を実施してください。
systemd の管理ディレクトリに UNIT ファイル smawrhv-nfs.service をコピーします。
# cp -p /opt/SMAW/SMAWRrms/etc/smawrhv-nfs.service /usr/lib/systemd/system
UNIT ファイル smawrhv-nfs.service の権限を変更します。
# chmod 644 /usr/lib/systemd/system/smawrhv-nfs.service
# chown root:root /usr/lib/systemd/system/smawrhv-nfs.service
OS 起動時に smawrhv-nfs.service が自動起動するよう設定します。
# systemctl enable smawrhv-nfs.service