ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Cloud Business Service Management V1.4.0 ITサービス管理 管理者ガイド

8.6.3 運用者・利用者にイベントを通知する

通知イベントを設定します。

目的・背景

通知する契機、条件などを設定して、運用者や利用者にイベントを通知することができます。

また、メールアドレスを直接指定することで、運用者や利用者として登録されていないメーリングリストなどにイベントを通知することができます。

手順

  1. 管理者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。

  2. ナビゲーション・バーの[管理]をクリックします。

  3. [メール設定]の[通知 (イベント)]をクリックします。

  4. [通知の追加]をクリックします。

  5. 通知の名前と有効/無効を設定します。

    • [名前]:通知の名前

    • [有効/無効]:通知の有効/無効を選択

  6. 通知する契機を設定します。

    • [イベント]

      通知するときのイベントを以下から選択します。

      • チケット作成 : チケットを発行したとき

      • フォルダーの更新: チケットのフォルダーが変更されたとき

      • 担当者の更新: チケットの担当者が変更されたとき

      • 状態の更新: チケットの状態が変更されたとき

      • 記事作成: チケットに記事が追加されたとき

      • 記事公開 (内部) : 記事を運用者に公開したとき

      • 記事公開 (外部) : 利用者に回答したとき

  7. 通知する対象となるチケットの条件を設定します。

    • [チケットフィルタ]

      チケットの条件を設定します。

      チケットおよびダイナミック・フィールドの項目を選択できます。

      イベントが発生したチケットが、設定されたすべての条件に当てはまる場合に通知対象となります。

    • [記事フィルタ]

      記事の条件を設定します。記事作成のイベントの場合だけ利用できます。

      イベントが発生した記事が、設定されたすべての条件に当てはまる場合に通知対象となります。

  8. 通知の宛先を設定します。

    • [受信グループ]

      以下から選択します。

      • 利用者

      • 利用者グループ

      • 記事の差出人

      • 運用者(作成者)

      • 運用者(受付者)

      • 運用者(担当者)

      • 運用者(編集権限を持つすべてのユーザー)

    • [受信運用者]

      通知を受信する運用者を選択します。

    • [受信グループ]

      通知を受信するグループを選択します。

    • [受信ロール]

      通知を受信するロールを選択します。

    • [受信 メールアドレス]

      通知を受信するメールアドレスを指定します。運用者や利用者として登録されていないメールアドレスも指定することができます。

    • [ダイナミック・フィールドの値を参照]

      チケット回送時に回送先の運用者に通知を行う場合は、以下の値を指定してください。

      • XITSMEscalateToEmails

  9. 通知の内容を設定します。

    • [件名]

      件名を入力します。

    • [本文]

      本文を入力します。

      本文には、オプションとしてタグを使用することで値を埋め込むことができます。オプションについては、「B.1 オプション一覧」を参照してください。

    • [記事タイプの通知]

      以下から選択します。

      • メール-外部: email-notification-ext

      • メール-内部: email-notification-int

  10. [変更を保存]の[送信]をクリックします。

以下は通知の契機ごとの条件の設定例です。