[名称]
lxrepdrmap.sh -- 資源識別子の抽出、登録シェルスクリプト
[形式1]
lxrepdrmao.sh -E
[形式2]
lxrepdrmap.sh -R
[機能説明]
DRレプリケーションの対象とする資源に対し、複写元システムから資源識別子の抽出を行います。
DRレプリケーションの対象とする資源に対し、複写先システムへの登録を行います。
本シェルスクリプトは、DRレプリケーションの環境構築または運用開始後に対象資源を追加する場合などに利用します。
[オプションの意味]
資源識別子を資源識別子抽出ファイルに出力します。
スケーラブルログ運用でない場合は、RDBシステムに定義されている表のDSIまたは順序が対象にな ります。
スケーラブルログ運用の場合は、シェル変数RLPNAMEに指定したRLPの属するロググループに定義されている表のDSIまたは順序が対象になります。複写元システムで本シェルスクリプトを実行します。
資源識別子の登録を行います。
複写先システムで本シェルスクリプトを実行します。
[シェル変数の意味]
環境変数RDBNAMEに、RDBシステム名を指定します。
RDBシステム名を付けない運用の場合、環境変数RDBNAMEをunsetします。
RLP名を指定します。
本変数は、シェルスクリプト内で実行するlxrepdrmapコマンドの-pオプションに指定されます。
本シェルスクリプトで一時的に使用する作業ファイルの格納ディレクトリパス名を、184バイト以内の絶対パス名で指定します。本オプションを省略した場合、“/work/RLP名.mapfile”を使用します。本変数は、シェルスクリプト内で実行するlxrepdrmapコマンドの引数に指定されます。
[復帰値]
0:正常終了
0以外:異常終了
[注意事項]
資源識別子の登録(-R)は、Symfoware/RDBが起動状態であり、かつ指定したRLPが以下いずれかの状態である必要があります。
初期状態
DRオフライン
資源識別子の抽出(-E)は、Symfoware/RDBが起動状態であり、かつ指定したRLPが以下のいずれかの状態のときに実行することができます。
初期状態
DRオフライン
オンライン
資源識別子を抽出(-E)する場合、以下の考慮が必要です。
事前に抽出対象のデータベースの資源が、複写元システムに定義されていなければなりません。
資源識別子を登録(-R)する場合、資源識別子抽出ファイルに抽出した複写元システムのデータベース資源に対応する資源が、複写先システムに定義されていなければなりません。
資源識別子の抽出(-E)では、以下のいずれかを検出した場合、本コマンドは異常終了します。
未サポートの表(格納構造)が対象のロググループに含まれている
一意性制約のない表が対象のロググループに含まれている