DRレプリケーションで使用する共用メモリ量の見積り式、および、共用メモリに関するカーネル資源の設定値について以下に示します。
DRレプリケーションで使用する共用メモリ量の見積り式
DRレプリケーションで使用する共用メモリ量の見積り式を以下に示します。
DRレプリケーションで使用する共用メモリ量 = 1.4メガバイト × RLP数
1つのノード内で使用される最大のRLPの数です。複数のRDBシステムが存在する場合は、すべてのRDBシステムで使用されるRLP数となります。
共用メモリに関するカーネル資源の設定値の見積り
共用メモリに関するカーネル資源の設定値は、以下の見積り以上の値で設定してください。
パラメタ名 | 見積り | 備考 |
---|---|---|
kernel.shmmni | Symfoware/RDBプロセスで必要とする値(注) + RLP数 | 設定値に加算 |
kernel.shmmax | 以下の値のうち大きい方を採用
| 設定値と比較して大きい方を採用 |
kernel.shmall | なし |
注) Symfoware/RDBプロセスで必要とする値については、“Symfoware Server セットアップガイド”の“カーネル編集”を参照してください。
カーネル資源の設定は、/etc/sysctl.confを編集し、パラメタ値を変更します。変更後は、“sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、システムを再起動してください。
参照
カーネル資源の設定方法の詳細については、“Symfoware Server セットアップガイド”の“カーネル編集”および使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。