ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Replication optionV5.0L25 システム設計ガイド

6.3.5 RERUNログ取得環境の資源見積り

6.3.5.1 RERUNログ量の見積り

RERUNログは、二重化するための情報をSymfoware ServerのAIログに付加したものです。

RERUNログ=Symfoware ServerのAIログ+二重化するための情報

このため、Symfoware Serverのテンポラリログファイルやアーカイブログファイルの見積りに、DRレプリケーションが付加する二重化するための情報を考慮する必要があります。

Symfoware Serverの表更新のAIログ量に、以下の二重化するための情報を加えてください。

二重化するための情報には、以下があります。

参照

Symfoware Serverの表更新のAIログ量については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

DELETE文のAIログ量

追加ログ量 = 基本情報部(16バイト)
             + カラム情報基本部(4バイト)
             + カラム情報部(6バイト) × 一意キー構成カラム数 
             + 一意キー長
             + 暗号化情報部(16バイト)(注)

注) 格納データを暗号化する場合に加算します。

INSERT文のAIログ量

追加ログ量 = 基本情報部(16バイト)
             + 暗号化情報部(16バイト)(注)

注) 格納データを暗号化する場合に加算します。

UPDATE文のAIログ量

追加ログ量 = 基本情報部(16バイト)
             + カラム情報基本部(4バイト)
             + カラム情報部(6バイト) × 一意キー構成カラム数
             + 一意キー長
             + 更新カラム情報基本部(4バイト)
             + 更新カラム情報(4バイト) × SQL更新カラム数
             + 暗号化情報部(16バイト)(注)

注) 格納データを暗号化する場合に加算します。