インベントリ情報、インベントリ情報収集結果の変更履歴情報およびインベントリ情報検索で検出されたノードのインベントリ情報のCSVファイルについて説明します。
ファイル名
hard_base.csv
使用用途
資源配付スケジューリング機能を用いて、運用管理サーバに通知されたインベントリ情報を、CSV形式でファイルに格納できます。インベントリ情報は、ドメイン単位にハードウェア、ソフトウェア、レジストリ、テキスト情報に分けて格納され、本ファイルにはハードウェア情報が格納されます。
これらのファイルは、インベントリ情報が通知された時点で、最新の情報に更新されます。
格納場所
Windows | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
UNIX | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
ファイル形式
次の表に示す項目名は、上位に示した値は左から並びます。各項目は「,」(カンマ)で区切ります。
各項目の値が最大値に満たない場合は、残りのフィールドには空白が入ります。ただし、各項目の最大値が不定の場合、空白は入りません。
ユーザ情報の項目名と値は、クライアントおよびサーバで設定、変更することが可能です。
以下に、配付インベントリ情報の格納ファイル形式を示します。
項目名 | 長さ | 値の形式 | 備考 | [インベントリ情報]画面の項目名との関係 |
---|---|---|---|---|
文字コード | 7 | SJISまたはEUC | デフォルトSJIS | |
レコード種別 | 3 | ivh |
| |
通知受信タイムスタンプ | 19 | YYYY/MM/DD hh:mm:ss |
| |
システム名 | 128 | - |
| |
システム種別 | 4 | SERVまたはCL |
| |
システムのコメント | 30 | - | 「""」で囲む | |
ノード名 | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
BIOSバージョン | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[BIOSバージョン] |
CPU種別 | 不定 | - | 「""」で囲む CPU名 | [基本情報]-[CPU名] |
物理メモリ量 | 不定 | - | 単位KB 総メモリサイズ | [基本情報]-[メモリサイズ] |
ビデオ種別 | 不定 | - | 「""」で囲む | 以下の値の組み合わせ 「VGA」または「不明」(固定値),[ディスプレイ情報]-[ビデオアダプタ],[ディスプレイ情報]-[ビデオメモリサイズ] |
DOSバージョン | 不定 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[DOSバージョン] |
OSバージョン | 不定 | - | 「""」で囲む OS名 | [OS情報]-[OS] |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
CD-ROMドライブ | 不定 | - | 「""」で囲む | [ドライブ情報]-[ドライブ名] |
固定ドライブ | 不定 | - | 「""」で囲む | [ドライブ情報]-[ドライブ名] |
ネットワークドライブ | 不定 | - | 「""」で囲む | [ドライブ情報]-[ドライブ名] |
Aドライブ総容量 | 不定 | - | 単位B | [ドライブ情報]-[容量] |
~ | 不定 | - | ~ | ~ |
Zドライブ総容量 | 不定 | - | 単位B | [ドライブ情報]-[容量] |
全ドライブ総容量 | 不定 | - | 単位B | [ドライブ情報]-[容量] |
Aドライブ空き容量 | 不定 | - | 単位B | [ドライブ情報]-[空き容量] |
~ | 不定 | - | ~ | ~ |
Zドライブ空き容量 | 不定 | - | 単位B | [ドライブ情報]-[空き容量] |
全ドライブ空き容量 | 不定 | - | 単位B | [ドライブ情報]-[空き容量] |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
ノード番号 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ネットワークカード情報]-[MACアドレス] |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
ホスト名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [TCP/IP情報]-[ホスト名] |
IPアドレス | 不定 | - | 「""」で囲む | [TCP/IP情報]-[IPアドレス] |
ユーザ情報1の項目名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ユーザ情報]-[項目1] |
ユーザ情報1の値 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ユーザ情報]-[内容1] |
~ | 不定 | - | ~ | ~ |
ユーザ情報10の項目名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ユーザ情報]-[項目10] |
ユーザ情報10の値 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ユーザ情報]-[内容10] |
マシン属性 | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[マシン属性] |
CPUの数 | 不定 | - |
| [基本情報]-[CPU数] |
画面解像度 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスプレイ情報]-[画面解像度] |
ネットワークカード | 不定 | - | 「""」で囲む | [ネットワークカード情報]-[ネットワークカード] |
サブネットマスク/プレフィックス長 | 不定 | - | 「""」で囲む | [TCP/IP情報]-[サブネットマスク] |
デフォルトゲートウェイ | 不定 | - | 「""」で囲む | [TCP/IP情報]-[デフォルトゲートウェイ] |
リムーバブルドライブ | 不定 | - | 「""」で囲む | [ドライブ情報]-[ドライブ名] |
フロッピードライブ | 不定 | - | 「""」で囲む | [ドライブ情報]-[ドライブ名] |
コンピュータ名 | 16 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[コンピュータ名] |
ドメイン名 | 24 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[ドメイン名] |
ワークグループ名 | 24 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[ドメイン名] |
DNSサーバ名 | 255 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[DNSサーバ名] |
ログイン名 | 16 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[ログイン名] |
OSビルド番号 | 16 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[OSビルド番号] |
サービスパック | 128 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[サービスパック] |
クロック数 | 不定 | - | 単位MHz | [基本情報]-[クロック数] |
CPU詳細 | 64 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[CPU詳細] |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 不定 | - |
| |
リザーブ | 12 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 12 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 8 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 8 | - | 「""」で囲む | |
キーボードタイプ名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[キーボードタイプ名] |
インストール言語 | 不定 | - |
| [基本情報]-[インストール言語] |
マウスタイプ名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[マウスタイプ名] |
マウスボタン数 | 不定 | - |
| [基本情報]-[マウスボタン数] |
OSの登録者 | 不定 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[ユーザ名] |
OSの登録組織名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[会社名] |
OSプロダクトID | 不定 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[OSプロダクトID] |
Windowsディレクトリ名 | 不定 |
| 「""」で囲む | [OS情報]-[Windowsディレクトリ名] |
システムディレクトリ名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [OS情報]-[システムディレクトリ名] |
色数 | 不定 | - |
| [ディスプレイ情報]-[色数] |
スクリーンセーバー | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスプレイ情報]-[スクリーンセーバー名] |
プリンタ情報 | 不定 | - | 「""」で囲む(注1) | 以下の値の組み合わせ [プリンタ情報]-[プリンタ名]:[プリンタ情報]-[プリンタ種別] |
ネットワーク情報 | 不定 | - | 「""」で囲む(注2) | 以下の値の組み合わせ [ネットワーク共有情報]-[ネットワークパス名]:[ネットワーク共有情報]-[ネットワークプロバイダ名]:[ネットワーク共有情報]-[ドライブ名] |
ファイルシステム | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [ファイルシステム情報]-[ファイルシステム] |
ファイルシステム種別 | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [ファイルシステム情報]-[ファイルシステム種別] |
マウントポイント | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [ファイルシステム情報]-[マウントポイント] |
パーティションの容量 | 不定 | - | 単位B 「""」で囲む(注4) | [ファイルシステム情報]-[容量] |
パーティションの空き容量 | 不定 | - | 単位B 「""」で囲む(注4) | [ファイルシステム情報]-[空き容量] |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | |
マシンベンダ名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[マシンベンダ名] |
マシンモデル | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[マシンモデル] |
マシンシリアル | 不定 | - | 「""」で囲む | [基本情報]-[マシンシリアル番号] |
1次キャッシュサイズ | 不定 | - | 単位KB | [基本情報]-[一次キャッシュサイズ] |
2次キャッシュサイズ | 不定 | - | 単位KB | [基本情報]-[二次キャッシュサイズ] |
スワップサイズ | 不定 | - | 単位KB | [基本情報]-[スワップファイルサイズ] |
CD-ROM装置名 | 不定 | - |
| [CD-ROM情報]-[装置名] |
画面リフレッシュレート | 不定 | - | 単位Hz | [ディスプレイ情報]-[画面リフレッシュレート] |
モニター名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスプレイ情報]-[モニター名] |
ドライブ情報_A | 不定 | - | 「""」で囲む 以下の情報の組み合わせ 「容量」(単位B),「空き容量」(単位B),「ドライブタイプ」,「ボリュームラベル」,「ファイルシステム種別」 | 以下の情報の組み合わせ [ドライブ情報]-[容量],[ドライブ情報]-[空き容量],[ドライブ情報]-[ドライブタイプ],[ドライブ情報]-[ボリュームラベル],[ドライブ情報]-[ファイルシステム種別] |
~ | 不定 | - | ~ | ~ |
ドライブ情報_Z | 不定 | - | 「""」で囲む 以下の情報の組み合わせ 「容量」(単位B),「空き容量」(単位B),「ドライブタイプ」,「ボリュームラベル」,「ファイルシステム種別」 | 以下の情報の組み合わせ [ドライブ情報]-[容量],[ドライブ情報]-[空き容量],[ドライブ情報]-[ドライブタイプ],[ドライブ情報]-[ボリュームラベル],[ドライブ情報]-[ファイルシステム種別] |
DHCPサーバ名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [TCP/IP情報]-[DHCPサーバ] |
DNSサーバ名2 | 不定 | - | 「""」で囲む | [TCP/IP情報]-[DNSサーバ] |
メモリデバイスロケータ | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [メモリ情報]-[デバイスロケータ] |
メモリサイズ | 不定 | - | 単位KB 「""」で囲む(注4) メモリデバイスロケータ単位のサイズ | [メモリ情報]-[サイズ] |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む | |
ディスクベンダ名 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスク情報]-[ベンダ名] |
ディスクモデル | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスク情報]-[モデル名] |
ディスク容量 | 不定 | - | 単位KB 「""」で囲む(注4) | [ディスク情報]-[ディスク容量] |
ディスクIF | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスク情報]-[ディスクIF] |
ディスク説明 | 不定 | - | 「""」で囲む | [ディスク情報]-[説明] |
IPv6ネットワークカード(注5) | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [ネットワークカード情報]-[ネットワークカード] |
IPv6MACアドレス(注5) | 不定 | - | 「""」で囲む 16進(MACアドレス) (注3) | [ネットワークカード情報]-[MACアドレス] |
IPv6ホスト名(注5) | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [TCP/IP情報]-[ホスト名] |
IPv6アドレス(注5) | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [TCP/IP情報]-[IPアドレス] |
IPv6プレフィックス長(注5) | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [TCP/IP情報]-[サブネットマスク] |
IPv6デフォルトゲートウェイ(注5) | 不定 | - | 「""」で囲む(注3) | [TCP/IP情報]-[デフォルトゲートウェイ] |
IPv6DNSサーバ(注5) | 255 | - | 「""」で囲む(注3) | [TCP/IP情報]-[DNSサーバ] |
CPU種別:プロセッサの種類
ビデオ種別:モニタータイプ、ビデオカードタイプ、ビデオカードメモリ容量
SJIS:シフトJISコード
EUC:UNIX EUCコード
ivh:ハードウェア情報とユーザ情報レコード
YYYY:西暦4桁
MM:月
DD:日
hh:時
mm:分
ss:秒
SERV:サーバ
CL:クライアント
定義されているプリンタごとに「,」(カンマ)で区切り、プリンタ名:プリンタ種別として出力します。
定義されているネットワークドライブごとに「,」(カンマ)で区切り、ネットワークパス名:ネットワークプロバイダ名:ドライブ名として出力します。
複数定義されている場合は「,」(カンマ)で区切ります。
複数定義されている場合は空白で区切ります。
cminvenvコマンドにより、IPv6アドレス情報を収集しない設定でインベントリ情報を収集した場合、項目は存在しません。
参照
注意事項
本情報は資源配付の管理情報であるため、上記格納場所のインベントリ情報の削除および更新を行うことはできません。インベントリ情報を利用する場合は、drmscsvコマンドを利用してください。
使用しているOSの種類によって、収集可能なインベントリ情報が異なります。収集されるインベントリ情報については、“インベントリ情報一覧”を参照してください。
ファイル名
soft_base.csv
使用用途
資源配付スケジューリング機能を用いて、運用管理サーバに通知されたインベントリ情報を、CSV形式でファイルに格納できます。インベントリ情報は、ドメイン単位にハードウェア、ソフトウェア、レジストリ、テキスト情報に分けて格納され、本ファイルにはソフトウェア情報が格納されます。
これらのファイルは、インベントリ情報が通知された時点で、最新の情報に更新されます。
格納場所
Windows | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
UNIX | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
ファイル形式
次の表に示す項目名は、上位に示した値は左から並びます。各項目は「,」(カンマ)で区切ります。
各項目の値が最大値に満たない場合は、残りのフィールドには空白が入ります。ただし、各項目の最大値が不定の場合、空白は入りません。
「"」(ダブルクォーテーション)で囲む各項目で、項目の値がない場合、「"」(ダブルクォーテーション)だけとなります。
以下に、配付インベントリ情報の格納ファイル形式を示します。
【Windows版】
項目名 | 長さ | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|
文字コード | 7 | SJISまたはEUC | デフォルトSJIS |
レコード種別 | 3 | ivs |
|
タイムスタンプ | 19 | YYYY/MM/DD hh:mm:ss |
|
システム名 | 128 | - |
|
システム種別 | 4 | SERVまたはCL |
|
システムのコメント | 30 | - | 「""」で囲む |
実行可能ファイル名 | 不定 | - | 「""」で囲む(フルパス) |
更新日時 | 16 | YYYY/MM/DD hh:mm | 「""」で囲む |
製品名 | 不定 | - | 「""」で囲む |
V/L | 不定 | - | 「""」で囲む |
リザーブ | 不定 | - | 「""」で囲む |
ファイルサイズ | 不定 | - |
|
説明 | 不定 | - | 「""」で囲む |
【UNIX版】
項目名 | 長さ | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|
文字コード | 7 | SJISまたはEUC | デフォルトSJIS |
レコード種別 | 3 | ivs |
|
タイムスタンプ | 19 | YYYY/MM/DD hh:mm:ss |
|
システム名 | 128 | - |
|
システム種別 | 4 | SERVまたはCL |
|
システムのコメント | 30 | - | 「""」で囲む |
インストールディレクトリ | 不定 | - | 「""」で囲む(フルパス) |
更新日時 | 16 | YYYY/MM/DD hh:mm | 「""」で囲む |
パッケージ名 | 不定 | - | 「""」で囲む |
V/L | 不定 | - | 「""」で囲む |
会社名 | 不定 | - | 「""」で囲む |
ファイルサイズ | 不定 | - |
|
説明 | 不定 | - | 「""」で囲む |
SJIS:シフトJISコード
EUC:UNIX EUCコード
ivh:ソフトウェア情報レコード
YYYY:西暦4桁
MM:月
DD:日
hh:時
mm:分
ss:秒
SERV:サーバ
CL:クライアント
参照
注意事項
本情報には、「UNIX版ソフトウェア辞書テンプレート」により検索されたソフトウェア情報は記録されません。
本情報は資源配付の管理情報であるため、上記格納場所のインベントリ情報の削除および更新を行うことはできません。インベントリ情報を利用する場合は、drmscsvコマンドを利用してください。
Windowsインストーラを使用する一部のソフトウェアにおいて、レジストリ検索で収集されるソフトウェア情報と、「プログラムの追加と削除」に表示されるソフトウェアが一致しない場合があります。
「プログラムの追加と削除」に表示されるソフトウェアのうち、ユーザごとにインストールされたソフトウェアはレジストリ検索で収集されません。
「プログラムの追加と削除」に表示される更新プログラムのうち、レジストリ検索で収集される更新プログラムはOSの更新プログラムのみとなります。
以下のWindows OSの更新プログラムは 「Microsoft Windows (XXXXX) の YYYYY」 形式で収集されます。
Windows Vista以降
Windows Server 2008以降
形式:「Microsoft Windows (XXXXX) の YYYYY」
XXXXX : 修正番号 YYYYY : 修正種別
例)
Microsoft Windows (KB935652) の 更新プログラム
このため、インストールされた更新プログラムに表示される情報と、レジストリ検索で収集される情報が異なる場合があります。
ファイル名
regdata.ini
使用用途
本ファイルを使用して、管理対象のサーバおよびクライアント内のレジストリ情報を収集するための収集項目を定義します。
本ファイルを作成し、管理対象のサーバおよびクライアントのregdata.iniの格納場所に配付することで有効になります。
本ファイルを設定すると、管理対象のサーバおよびクライアントでインベントリ収集が行われるときに、設定したレジストリ情報が収集されます。
格納場所
Windows | <資源配付機能によるインベントリ収集> 運用管理サーバの場合 部門管理サーバの場合 業務サーバの場合 運用管理クライアントの場合 クライアントの場合 <インストールレス型エージェント監視によるインベントリ収集> 運用管理サーバの場合 部門管理サーバの場合 |
UNIX | <資源配付機能によるインベントリ収集> 運用管理クライアントの場合 クライアントの場合 <インストールレス型エージェント監視によるインベントリ収集> 運用管理サーバの場合 部門管理サーバの場合 |
[資源配付クライアント設定]画面[実行環境]タブ内の[DRMS管理ファイル格納ディレクトリ]で設定されているパスを指します。
ファイル形式
[Registry] History=XXXXXX [R1] RegComment=XXXXXXXXXXXXXXX RegKey=XXXXXXXXXXXXXX RegValName=XXXXXXXXXXXXXX [R2] RegComment=XXXXXXXXXXXXXXX RegKey=XXXXXXXXXXXXXX RegValName=XXXXXXXXXXXXXX [R3] RegComment=XXXXXXXXXXXXXXX RegKey=XXXXXXXXXXXXXX RegValName=XXXXXXXXXXXXXX : [Rnnnnn] RegComment=XXXXXXXXXXXXXXX RegKey=XXXXXXXXXXXXXX RegValName=XXXXXXXXXXXXXX
パラメタ
レジストリ情報収集の全体機能の設定を記載するセクションです。
レジストリの情報収集の結果を差分として残すかどうかを指定します。「true」または「false」が指定可能です。デフォルトは「true」です。キーや値が存在しない場合は、「true」が指定されたものとみなします。
収集結果を差分として残します。
収集結果を差分として残しません。
収集したいレジストリ情報を設定するセクションです。収集対象のレジストリの数だけ、1からの連番で記載します。
nnnnnは10進数の数値です。
レジストリ項目について、255バイト以内で説明を記述します。
本パラメタは省略可能です。省略する場合は、キーを削除してください。
説明文内にダブルクォーテーションが存在する場合は、文字列全体をダブルクォーテーションで囲んでください。
「systemwalkerの"バージョン"情報」は、「"systemwalkerの"バージョン"情報"」と記述してください。
レジストリキーのフルパスを記述します。
レジストリ項目名を記述します。
注意事項
本ファイルのコード系は、SJIS固定です。
本ファイルの横最大長は1024バイトです。
本ファイルの改行コードは、CRLF(0x0d0a)またはLF(0x0a)です。
本ファイルには機種依存文字(囲み英数字やギリシャ数字など)は記述できません。
本ファイルが“格納場所”に示されるパスに存在する場合だけ、インベントリ収集の契機でレジストリ情報もあわせて収集されます。本ファイルは、レジストリ情報の収集を行いたい管理対象のサーバ/クライアントすべてに配置してください。
収集可能なレジストリキーのパス範囲は、以下に示すキーにつながるパスだけです。
HKEY_CLASSES_ROOT
HKEY_CURRENT_CONFIG
HKEY_CURRENT_USER
HKEY_LOCAL_MACHINE
HKEY_USERS
HKEY_DYN_DATA
HKEY_PERFORMANCE_DATA
ただし、HKEY_CURRENT_USERについては以下の制約条件があります。
管理対象のサーバの運用種別が、運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバの場合は、このレジストリキー配下の値を収集できません。
管理対象のクライアントの運用種別が、運用管理クライアントまたはクライアントの場合で、定期的にインベントリ情報を収集するときだけ、このレジストリキー配下の値を収集できます。また、収集されるレジストリ情報は、インベントリ収集が行われる時点でログインしているユーザが設定した内容です。
Systemwalkerコンソールの画面および[資源配付]画面からインベントリ情報を収集する場合は、このレジストリキー配下の値を収集できません。
収集可能なレジストリ値は以下の属性です。
REG_SZ
REG_DWORD
REG_MULTI_SZ
REG_QWORD
レジストリ情報収集を行う場合、「Rnnnnn」セクションは1から始まる連番でなければなりません。番号の重複、抜けがあってはいけません。番号が重複している、または、間の数字が抜けるなどの理由で連番になっていない場合、連番になっているものまでの情報が収集されます。それ以降のものについては、収集されません。
使用例
[R1] RegComment="systemwalkerの"バージョン"情報" RegKey=HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\MpWalker\CurrentVersion RegValName=DM MajorVersion [R2] RegComment="systemwalkerの"バージョン"情報" RegKey=HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\MpWalker\CurrentVersion RegValName=DM MajorLevel [R3] RegComment="systemwalkerの"バージョン"情報" RegKey=HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\MpWalker\CurrentVersion RegValName=DM MinorVersion
ファイル名
reg_base.csv
使用用途
資源配付スケジューリング機能を用いて、運用管理サーバに通知されたインベントリ情報を、CSV形式でファイルに格納できます。インベントリ情報は、ドメイン単位にハードウェア、ソフトウェア、テキスト情報、レジストリ情報に分けて格納され、本ファイルにはレジストリ情報が格納されます。
これらのファイルは、インベントリ情報が通知された時点で、最新の情報に更新されます。
格納場所
Windows | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
UNIX | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
ファイル形式
次の表に示す項目名は、上位に示した値は左から並びます。各項目は「,」(カンマ)で区切ります。
各項目の値が最大値に満たない場合は、残りのフィールドには空白が入ります。ただし、各項目の最大値が不定の場合、空白は入りません。
以下に、配付インベントリ情報の格納ファイル形式を示します。
項目名 | 長さ(B) | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|
文字コード | 7 | SJISまたはEUC | デフォルトSJIS |
レコード種別 | 3 | ivr |
|
通知受信タイムスタンプ | 19 | YYYY/MM/DD hh:mm:ss |
|
システム名 | 128 | - |
|
システム種別 | 4 | SERVまたはCL |
|
システムのコメント | 30 |
| 「""」で囲む |
状態 | 不定 | 数値属性 以下の値が設定されます。 |
|
データ | 不定 | レジストリ内容 内容中のダブルクォートは、2つのダブルクォートに変換されます。 当項目はインベントリデータベースに格納される際には255文字を上限として格納されます。 | 「""」で囲む |
名前 | 不定 | レジストリ項目名 当項目はインベントリデータベースに格納される際には255文字を上限として格納されます。 | 「""」で囲む |
種類 | 不定 | 文字属性 レジストリ項目のタイプによって以下の文字列が設定されます。 REG_SZ レジストリキー、またはレジストリ項目が存在しない場合には空の文字列が設定されます。 | 「""」で囲む |
拡張パラメタ | 不定 | 通常は0固定です。 「種類(型)」の値が7(REG_MULTI_SZ)であった場合に有効となり、REG_MULTI_SZ内の文字列の数だけ、1から順にインクリメントされます。(インデックスとして使用) |
|
レジストリキー | 不定 | レジストリキー名 例) 当項目はインベントリデータベースに格納される際には255文字を上限として格納されます。 | 「""」で囲む |
説明 | 不定 | regdata.ini(前述)で設定した説明文が、「状態」のステータスが0の場合のみ格納されます。 内容中のダブルクォートは、2つのダブルクォートに変換されます。 内容中のシングルクォートは、全角のシングルクォートに変換されます。(英語版では半角の空白に変換) 当項目はインベントリデータベースに格納される際には255文字を上限として格納されます。 | 「""」で囲む |
使用例1
使用例のcsv情報は、192バイト目以降(項目名:状態~説明)の収集例です。
存在するREG_SZ値を収集した場合
0,"REG_SZの内容です","ExistItem","REG_SZ",0,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere","説明"
使用例2
存在するREG_DWORD値を収集した場合 (0x01000が設定されていた場合)
0,"4096","ExistItem","REG_DWORD",0,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere","説明"
使用例3
存在しないREG_SZ値を収集した場合
1,,"nonExistItem","",0,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere",
使用例4
存在するREG_MULTI_SZ値(3行分)を収集した場合
0,"1行目","ExistItem","REG_MULTI_SZ",1,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere","説明" 0,"2行目","ExistItem","REG_MULTI_SZ",2,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere","説明" 0,"3行目","ExistItem","REG_MULTI_SZ",3,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere","説明"
使用例5
存在するREG_BINARY値を収集した場合
2,,"ExistItem","REG_BINARY",0,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere",
使用例6
存在するREG_SZ値の収集で何らかの異常が発生した場合(収集失敗)
3,,"ExistItem","",0,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere",
使用例7
存在するREG_QWORD値を収集した場合(0x1000200030004000が設定されていた場合)
0,"10進で表現した値","ExistItem","REG_QWORD",0,"HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\...\AnyWhere","説明"
ファイル名
text_base.csv
使用用途
資源配付スケジューリング機能を用いて、運用管理サーバに通知されたインベントリ情報を、CSV形式でファイルに格納できます。インベントリ情報は、ドメイン単位にハードウェア、ソフトウェア、レジストリ、テキスト情報に分けて格納され、本ファイルにはテキスト情報が格納されます。
これらのファイルは、インベントリ情報が通知された時点で、最新の情報に更新されます。
格納場所
Windows | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
UNIX | DRMS管理ファイル\invsts\s_ドメイン名\ |
ファイル形式
次の表に示す項目名は、上位に示した値は左から並びます。各項目は「,」(カンマ)で区切ります。
各項目の値が最大値に満たない場合は、残りのフィールドには空白が入ります。ただし、各項目の最大値が不定の場合、空白は入りません。
ユーザ情報の項目名と値は、クライアントおよびサーバで設定、変更することが可能です。
収集するテキストファイルは、クライアントおよびサーバで設定、変更することが可能です。
以下に、配付インベントリ情報の格納ファイル形式を示します。
項目名 | 長さ | 値の形式 | 備考 |
---|---|---|---|
文字コード | 7 | SJISまたはEUC | デフォルトSJIS |
レコード種別 | 3 | ivt |
|
通知受信タイムスタンプ | 19 | YYYY/MM/DD hh:mm:ss |
|
システム名 | 128 | - |
|
システム種別 | 4 | SERVまたはCL |
|
システムのコメント | 30 | - | 「""」で囲む |
ファイル名 | 不定 | - | 「""」で囲む |
行番号 | 不定 | - | テキストファイルの何行目かを示す |
テキスト | 不定 | - | テキストファイルの1行そのもの |
SJIS:シフトJISコード
EUC:UNIX EUCコード
ivt:テキストファイルレコード
YYYY:西暦4桁
MM:月
DD:日
hh:時
mm:分
ss:秒
SERV:サーバ
CL:クライアント
参照
注意事項
本情報は資源配付の管理情報であるため、上記格納場所のインベントリ情報の削除および更新を行うことはできません。インベントリ情報を利用する場合は、drmscsvコマンドを利用してください。
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
インベントリ管理機能のクライアントで表示される[インベントリ情報表示]画面で、インベントリ情報の変更履歴をCSV形式でファイルに格納することができます。
格納場所
任意
ファイル形式
項目名 | 出力情報 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
日時 | YYYY.MM.DD hh:mm:ss | 収集内容に変更が発生した日時 |
|
情報分類 | 文字列 | 収集内容に変更のあったインベントリ情報の情報分類 |
|
項目名称 | 文字列 | 収集内容に変更のあったインベントリ情報の項目名 |
|
変更種別 | Added | Added :追加された項目 | 収集内容の変更種別 |
Changed | Changed:変更された項目 | ||
Removed | Removed:削除された項目 | ||
変更後情報 | 文字列 | 収集内容で変更された後の情報 |
|
変更前情報 | 文字列 | 収集内容で変更される前の情報 |
|
情報内文字列中のダブルクォーテーション「"」は、重ねて出力します。
出力例
2002.04.01 10:30:05,OS情報,サービスパック,Changed,"Service Pack 2","Service Pack 1" 2002.04.02 14:35:10,ネットワーク共有情報,,Removed,"","\\BOSS\COMPOSIT:Microsoft Network:G:" 2002.05.25 09:35:52,プリンタ情報,,Added,"RICOH imagio Neo 270 RPCS:ローカルプリンタ","" 2002.05.29 12:35:06,ソフトウェア情報-ファイル検索結果情報,,Added,"HIDEMARU,1,C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe,2001 03/02 15:06",""2002.05.29 12:35:06,ソフトウェア情報-レジストリ検索結果情報,,Removed,"","Microsoft Office 97 Professional Edition" 2002.05.29 12:35:06,ソフトウェア情報-レジストリ検索結果情報,,Added,"Norton AntiVirus Corporate Edition",""
ファイル名
任意(*.*)
使用用途
インベントリ管理機能のインベントリ情報の検索で表示される[検索結果一覧]画面で、検索されたクライアントのインベントリ情報をCSV形式でファイルに格納することができます。
格納場所
任意
ファイル形式
「インベントリ情報CSVファイル」のハードウェア情報・ユーザ情報(hard_base.csv)、ソフトウェア情報(soft_base.csv)のファイル形式を参照してください。
なお、[検索結果一覧]画面の「クライアント名」列に表示される名前はハードウェア情報・ユーザ情報、ソフトウェア情報の項目[システム名]に対応します。
参照