ファイル名
filterconf.ini
使用用途
イベント監視の条件定義において、メッセージの特定条件に「重要度」、「監視イベント種別」または「通報番号」を指定した常時実行アクションが定義されている場合、上位行の「メッセージ監視」アクションで設定した内容に変更してフィルタリングを行うかを設定します。
格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\base\etc |
UNIX | /etc/opt/FJSVfwaos |
ファイル形式
[CONTFILTER] DISPMODE=1 EVENTTYPE=1 MSGNUMBER=1
パラメタ
イベントの項目情報を上位行の「メッセージ監視アクション」で設定した重要度に更新せずに、下位行(常時実行アクションあり)のイベント定義でフィルタリングします。
イベントの項目情報を上位行の「メッセージ監視アクション」で設定した重要度に更新して、下位行(常時実行アクションあり)のイベント定義でフィルタリングします。(デフォルト)
イベントの項目情報を上位行の「メッセージ監視アクション」で設定した監視イベント種別に更新せずに、下位行(常時実行アクションあり)のイベント定義でフィルタリングします。
イベントの項目情報を上位行の「メッセージ監視アクション」で設定した監視イベント種別に更新して、下位行(常時実行アクションあり)のイベント定義でフィルタリングします。(デフォルト)
イベントの項目情報を上位行の「メッセージ監視アクション」で設定した通報番号に更新せずに、下位行(常時実行アクションあり)のイベント定義でフィルタリングします。
イベントの項目情報を上位行の「メッセージ監視アクション」で設定した通報番号に更新して、下位行(常時実行アクションあり)のイベ ント定義でフィルタリングします。(デフォルト)
注意事項
本ファイルは汎用エディタで作成・編集します。
パラメタを省略した場合、または不当な設定値の場合は、デフォルトの値で動作します。
DISPMODE, EVENTTYPE, MSGNUMBER すべてのパラメタを設定してください。
設定されていないパラメタがある場合は、メッセージ(MpAosfB: エラー: 1918)が出力されます。不足しているパラメタはデフォルトの値で動作します。
本ファイルの設定値を反映する場合、Systemwalker Centric Managerの再起動が必要です。
運用管理サーバがクラスタ環境の場合、本ファイルは、運用系で共有ディスク上の Systemwalkerインストールディレクトリに作成してください。
本定義ファイルは、バックアップ・リストア、および移行の対象です。なお、V13.4.0以前の本ファイルを作成していない環境からV13.4.1以降の環境へ移行した場合、以下のように初期設定されます。
[CONTFILTER] DISPMODE=1 EVENTTYPE=0 MSGNUMBER=0
簡易チェックツール(イベント監視の条件定義)を使用する場合、簡易チェックツールのフィルタリング方法を本ファイルの設定値に合わせて使用してください。簡易チェックツールのフィルタリング方法は[設定]-[動作設定]メニューから起動する[動作設定]ダイアログボックスで変更できます。ダイアログボックスに関する詳細については、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。
使用例
重要度、監視イベント種別、通報番号のすべてを上位行で一致した[メッセージ監視]アクションで設定した情報に更新してフィルタリングを行う場合、以下のように設定します。
[CONTFILTER] DISPMODE=1 EVENTTYPE=1 MSGNUMBER=1