機能説明
バージョンアップする際に退避されたIDカードセキュリティマネージャ起動条件ファイルから、IDカードセキュリティマネージャ起動条件記述ファイルと、自動変換した操作制御マネージャ起動条件記述ファイルを作成します。自動変換した操作制御マネージャ起動条件記述ファイルには確認観点がコメント行として出力されます。
コマンドを実行後に、セキュリティ管理者のユーザーIDとパスワードの入力が必要です。
記述形式
idchgmanager | [-oi filename1] [-oc filename2] |
オプション
filename1のファイル名でIDカードセキュリティマネージャ起動条件記述ファイルを作成します。
filename2のファイル名で自動変換した操作制御マネージャ起動条件記述ファイルを作成します。
1つだけオプションを指定したときは、そのファイルだけ出力します。1つもオプションを指定しないときは、以下のファイル名でカレントディレクトリに出力します。
IDカードセキュリティマネージャ起動条件記述ファイル
idcardmgrcnf.txt |
自動変換した操作制御マネージャ起動条件記述ファイル
idorcmgrcnf.txt |
復帰値
正常終了
異常終了
参照
コマンド格納場所
Solaris | /opt/FJSVsopct/bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
使用例
IDカードセキュリティマネージャ起動条件記述ファイルと自動変換した操作制御マネージャ起動条件記述ファイルを作成します。
コマンドを実行後に、セキュリティ管理者のユーザーIDとパスワードの入力が必要です。
【Solaris版/Linux版】
/opt/FJSVsopct/bin/idchgmanager User Name:User Password: XXXX