機能説明
ソフトウェア修正管理で管理する修正適用情報の適用/未適用に関する状態をCSV出力することができます。
記述形式
cmsrmcsv | -a | -i [ -h ] ファイル名 |
オプション
[ソフトウェア修正管理]画面の修正適用状況の情報を出力します。
[ソフトウェア修正管理]画面の修正情報一覧の情報を出力します。
1行目に、ヘッダとして各カラムのタイトル行を出力します。
本オプションの指定がない場合は、ヘッダを出力しません。
CSVファイル名を200文字以内のフルパスで指定します。省略することはできません。
CSVファイル名のフルパスには、半角英数字と以下の記号のみ指定できます。
- _ .
CSVファイル名には、存在しないファイル名を指定してください。
指定したファイル名が存在する場合は、上書きされます。
復帰値
正常終了
パラメタエラー
権限異常
環境異常(インベントリデータベースが構築されていない)
データベースアクセスエラー
予期せぬエラー
参照
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompsv |
Solaris | /opt/FJSVsivmg/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows版】
ローカルのAdministrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
Systemwalker Centric Managerが動作している状態で起動してください。停止時に実行すると異常終了します。
出力されるCSVファイルの文字コードはSJISになります。
出力されるCSVファイルの改行コードはWindows版の場合はCRLF(0x0d0a)、Solaris版/Linux版の場合はLF(0x0a)になります。
使用例
以下のようにコマンドを実行することで、指定のファイルにCSV出力することができます。
【Windows版】
C:\> C:\Systemwalker\mpwalker.dm\mpcompsv\cmsrmcsv -a -h c:\tmp\patchstatus.csv Normally End.
【UNIX版】
# /opt/FJSVsivmg/bin/cmsrmcsv -i -h /tmp/patchstatus.csv Normally End.
実行結果/出力形式
以下の内容が標準出力または標準エラー出力に出力されます。
復帰値 | 内容 |
---|---|
0 | Normally End. |
1 | USAGE: cmsrmcsv -a|-i [-h] filename |
2 | ERROR: |
3 | ERROR: Inventory database is not constructed. |
4 | ERROR: Database access error. (0x%08x)
|
9 | ERROR: Unexpected error. (%d/%d)
|
CSV出力例
出力されるCSVファイルのフォーマットは、“ソフトウェア修正管理のCSVファイル”を参照してください。