機能説明
証明書/鍵管理環境にスロット情報ディレクトリおよび証明書/CRLを登録する際の日本語コード系の設定を行います。
記述形式
cmsetenv | Environment-directory -sd Slot-directory -jc LocaleCode |
オプション
運用管理ディレクトリ名(Environment-directory)をフルパスで指定します。
スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。makeslotやmksltコマンドでスロットを作成したときに指定したディレクトリ名を指定してください。
証明書およびCRLを登録するときに使用する日本語コード系を指定します。
Unicode
SJIS
環境設定時、登録が必要である証明書が存在する場合、組み込み証明書一覧ファイル(ContractCertList)をフルパスで指定します。
-rcオプションは、コマンドUsageには表示されません。
参照
コマンド格納場所
Windows | %CommonProgramFiles%\Fujitsu Shared\F3FSSMEE |
Solaris | /opt/FJSVsmee/bin |
64bit版のLinux | /opt/FJSVsmee64/bin |
64bit版以外のLinux | /opt/FJSVsmee/bin |
注意事項
-rcオプションを指定する場合は、スロット(makeslotコマンド)およびトークンの作成(maketokenコマンド)を事前に行う必要があります。
-rcオプション指定時、証明書を証明書管理環境に登録する場合は、証明書またはニックネームが重複していないか確認します。このとき、証明書およびニックネームがともに同一であった場合には、その証明書は登録せずに本コマンドは正常終了します。また、同一証明書がすでに別のニックネームで登録されている場合または同一ニックネームで別の証明書が登録されている場合は、本コマンドはエラー終了します。
Usageには以下の記述形式が表示されますが、この形式によるコマンド実行（上記の記述形式に説明されているオプション以外を指定したコマンド実行）は行わないでください。
cmsetenv Environment-directory -sd Slot-directory -rs RevocateStatusCheck [-cs CRLSearchType] [-po Policies] [-ip] [-ie] [-ia] [-cm CertPathMaxCount] [-lh LDAPHost] [-lp LDAPPort] [-lw LDAPWait] [-lc LDAPHopLimit] [-oh OCSPHost] [-op OCSPProxy] [-ow OCSPWait] [-oa OCSPAlgorithm] [-or OCSPRevocateStatusCheck] [-iv IPVersion] |
