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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.315 stropasyslog(syslog連携起動コマンド)【UNIX版】

機能説明

本コマンドは、syslog連携機能の起動を行います。

記述形式

stropasyslog

復帰値

0:正常終了

参照

stpopasyslog(syslog連携停止コマンド)【UNIX版】

イベント監視用コマンド

コマンド格納場所

UNIX

/opt/systemwalker/bin/

実行に必要な権限/実行環境

注意事項

本コマンドを実行した場合は、以下のどちらかの作業を実施してください。

通知する場合

Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降】

HUPシグナルの送信ではなく、rsyslogdを再起動してください。

【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2

rsyslogdに対してHUPシグナルを送ります。

ps -ef | grep rsyslogd
kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

上記以外のLinux

syslogdに対してHUPシグナルを送ります。

ps -ef | grep syslogd
kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

注意

Solaris 10以降zoneを作成している場合

syslog連携機能を起動したzoneのsyslogdをzone名で特定し、HUPシグナルを送ります。なお、ログインしているzoneのzone名は「/usr/bin/zonename」コマンドで確認できます。

ps -Zef  | grep syslogd | grep `/usr/bin/zonename`
kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
再起動する場合

syslogdを以下のように再起動します。

【Solaris 9

sh /etc/rc2.d/S74syslog stop
sh /etc/rc2.d/S74syslog start

【Solaris 10以降

再起動の実施ではなくHUPシグナルの通知を実施してください。

Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降】

  • Red Hat Enterprise Linux 6の場合

    service rsyslog restart
  • Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合

    systemctl restart rsyslog

【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2

sh /etc/rc.d/init.d/rsyslog restart

上記以外のLinux

sh /etc/rc.d/init.d/syslog restart

HP-UX

/sbin/init.d/syslogd stop
/sbin/init.d/syslogd start

再起動を行った場合、syslogd、またはrsyslogdが停止している間に発生したメッセージは、syslogd、またはrsyslogdで処理されない場合があります。

AIXについては、syslogdを再起動する方法はありません。

syslog連携機能を停止している間に、syslogd、またはrsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合があります。上記手順を行うことで復旧しますのでそのメッセージは無視してください。

使用例

  1. syslog連携機能を起動します。

    /opt/systemwalker/bin/stropasyslog
  2. 以下を実施します。

    Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降】

    rsyslogサービスを再起動します。

    • Red Hat Enterprise Linux 6の場合

      service rsyslog restart
    • Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合

      systemctl restart rsyslog

    【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2

    rsyslogdに対してHUPシグナルを送ります。

    ps -ef | grep rsyslogd
    kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

    上記以外のLinux】

    syslogdに対してHUPシグナルを送ります。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

実行結果/出力形式

本コマンドを実行すると以下のメッセージが出力されます。

Linux

Send the HUP signal to syslogd or rsyslogd.

Linux以外のUNIX

Please send HUP signal to syslogd