機能説明
返答要求メッセージが発生したときに返答メッセージ機能(Open ReplyMessageサービス)から自動的に呼び出される出口コマンドです。非同期で呼び出されます。
本コマンドを利用者が作成し、コマンド格納場所(/opt/FJSVsorm/bin)に配置することにより、ユーザは独自の方法で返答要求メッセージの発生を知る仕組みを組み込むことができます。
記述形式
ORMNoticeMsg | num app_name req_message |
オプション
返答識別番号(00001~99999)がOpen ReplyMessageサービスより入力されます。
要求元名(サーバプログラム名)がOpen ReplyMessageサービスより入力されます。
最大文字数は末尾のNULL文字を含めて32バイトまでの半角英数字、「-」(ハイフン)、および「_」(アンダースコア)です。末尾のNULL以外の有効な文字が1文字以上入力されます。
返答要求メッセージがOpen ReplyMessageサービスより入力されます。
最大文字数は末尾のNULL文字を含めて1024バイトまでです。末尾のNULL以外の有効な文字が1文字以上入力されます。
コマンド格納場所
Solaris | /opt/FJSVsorm/bin |
実行に必要な権限/実行環境
Open ReplyMessageサービスから自動的に呼び出されるコマンドであるため実行に必要な権限は特にありません。
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
使用例
「Appname」という要求元から「InputYourName」という返答要求メッセージが00001の返答識別番号で発行されたことを通知します。
/opt/FJSVsorm/bin/ORMNoticeMsg 00001 “Appname” “InputYourName”