機能説明
本コマンドは監視イベント種別が登録されていないことにより、Systemwalkerコンソールの監視イベント一覧に表示できなかったイベントの表示を行います。また、自動的に監視イベント種別(その他/Others)が設定されたイベントについて表示を行います。この場合、対象イベントには日時の後に「*」が付加されます。
監視イベント種別が登録されていないことによりSystemwalkerコンソールに表示できないイベントが通知された場合、以下のイベントがSystemwalkerコンソールに表示されます。
【Windows版】
AP:MpOpaddMgr: WARNING: 12: Event of unregistered type was received. (type=aaa, hostname=hosthost) |
(監視イベント種別:aaa,イベント通知ホスト:hosthost)
【Solaris版/Linux版】
UX:MpOpaddMgr: WARNING: 12: Event of unregistered type was received. (type=aaa, hostname=hosthost) |
(監視イベント種別:aaa,イベント通知ホスト:hosthost)
上記のメッセージが出力された場合に、本コマンドを実行して具体的にどのイベントが発生したのかを調査することが可能です。
記述形式
opmumchdsp |
復帰値
正常終了。
異常終了。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\bin |
Solaris | /opt/systemwalker/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。
運用管理サーバ/全体監視サーバで実行可能です。
【Solaris/Linux】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバ/全体監視サーバで実行可能です。
注意事項
本コマンドで異常終了となった場合は、出力されたメッセージを参照してください。
本コマンドで出力されるイベントの数は最大3500前後です。(この値は格納されている対象イベントの長さにより変化します。)
コマンドを実行する環境のLANGとシステムのコード系を同一のものにしてください。
使用例
運用管理サーバ、または、全体監視サーバで以下のコマンドを実行します。
【Windows版】
C:\> opmumchdsp
【Solaris版/Linux版】
# /opt/systemwalker/bin/opmumchdsp
実行結果/出力形式
コマンドを実行すると以下のように出力されます。
------------------------------------------------------------ [2003/10/05 17:48:24] ←本イベントを受信した日時 hosthost ←イベント発生ホスト名 aaa ←監視イベント種別 20031005174824 ←イベント発生時刻(YYYYMMDDhhmmss) test message1 ←発生イベント
自動的に監視イベント種別(その他/Others)が設定されたイベントの場合、以下のように出力されます。(日時の後に「*」が付加されます。)
----------------------------------------------------------- [2003/10/05 17:48:27]* ←本イベントを受信した日時 hosthost ←イベント発生ホスト名 bbb ←監視イベント種別 20031005174827 ←イベント発生時刻(YYYYMMDDhhmmss) test message2 ←発生イベント