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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.263 mpwebconfig(Webサーバ設定変更コマンド)

機能説明

本コマンドは、コマンドを実行したシステムのWebサーバで使用するポート番号の情報を更新します。

記述形式

mpwebconfig

-o filename | -i filename

オプション

-o filename:

Webサーバに現在設定されているポート番号の定義をXML形式のWebサーバポート定義ファイルに出力します。filename には出力するファイル名を指定します。

-i filename:

XML形式のWebサーバポート定義ファイルに記載されたポート番号の定義情報をWebサーバに反映させます。filenameにはファイル名を指定します。

復帰値

0:

正常終了

1:

異常終了

2:

内部エラー

参照

Webサーバポート定義ファイル

mpwebsetup(Webサーバセットアップコマンド)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\bin

UNIX

/opt/FJSVftlc/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows版】

【UNIX版】

注意事項

使用例1

Webサーバに設定されている現在のポート番号の定義を、XML形式のWebサーバポート定義ファイルに出力します。

【Windows版】

mpwebconfig -o C:\tmp\portconf.xml

【UNIX版】

mpwebconfig -o /tmp/portconf.xml

使用例2

XML形式のWebサーバポート定義ファイルに記載されたポート番号の定義情報をWebサーバに反映させます。

【Windows版】

mpwebconfig -i C:\tmp\portconf.xml

【UNIX版】

mpwebconfig -i /tmp/portconf.xml

実行結果/出力形式

正常終了時:

標準出力に以下のメッセージが出力されます。

mpwebconfig コマンドは正常に終了しました。
異常終了時:

標準エラー出力に以下のメッセージが出力されます。

  • 実行結果1

    入力ファイル(%1)の形式が不正です。

    %1:入力されたファイルのパス

  • 実行結果2

    入力ファイル(%1)から設定に必要な値(%2)を読み取れません。

    %1:入力されたファイルのパス

    %2:正しい値が読み取れなかったパラメタの名前

    複数のパラメタが該当する場合、「http.port, --jms.port, -- orb.ssl.port」のように「,_」(_は半角スペース)で区切って列挙されます。

  • 実行結果3

    入力ファイル(%1)の中で値(%2)が重複しています。

    %1:入力されたファイルのパス

    %2: 重複しているポート番号の値

    複数のポートが該当する場合、「9800, 9801, 9805」のように「,_」(_は半角スペース)で区切って列挙されます。

  • 実行結果4

    出力ファイル(%1)のオープンに失敗しました。

    %1:ファイルの出力先として指定されたファイルパス

  • 実行結果5

    【Windows版】

    Systemwalker Centric Managerが起動しています。'pcentricmgr /a' コマンドを実行してください。
    Systemwalker Operation Managerと共存する環境では、上記のコマンドでSystemwalker Operation Managerのサービスも停止します。

    【UNIX版】

    Systemwalker Centric Managerが起動しています。'pcentricmgr -a' コマンドを実行してください。
    Systemwalker Operation Managerと共存する環境では、上記のコマンドでSystemwalker Operation Managerのサービスも停止します。
  • 実行結果6

    Webサーバのセットアップまたは設定変更が既に開始されています。
  • 実行結果7

    定義の保存に失敗しました。(ファイル名:%1)

    %1:保存に失敗した定義ファイルのパス

  • 実行結果8

    【UNIX版】

    自ホスト名の名前解決に失敗しました。
  • 実行結果9

    【UNIX版】

    自ホスト名に対してループバックアドレスが定義されています。