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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.243 mpsetmem(ロールへのメンバの追加/削除コマンド)

機能説明

本コマンドは、ネットワークを通さず、サーバ上でSystemwalker Centric Managerのロールにメンバを追加/削除します。

クラスタ環境の場合は、dmcssaveコマンドが自動的に実行され、セキュリティの設定が共有ディスクに退避されます。

記述形式

mpsetmem

-a -r role member [member …]
-d -r role member [member …]

オプション

-a:

Systemwalker Centric Managerのロールにメンバを追加します。

-d:

Systemwalker Centric Managerのロールからメンバを削除します。

-r role:

メンバを追加/削除するロール名を指定します。Systemwalker Centric Managerで使用される以下のどれかのロールを指定します。

DmAdmin

DmOperation

DmReference

DistributionAdmin

DistributionOperation

DistributionReference

OrmOperation (UNIX版だけ)

SecurityAdmin

SecurityAuditor

member:

ロールに追加/削除するメンバ(ユーザ)名を指定します。複数指定する場合は、空白で区切ります。

OSに登録済みのユーザのみを指定可能です。

復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了

参照

セキュリティ用マンド

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

UNIX

Systemwalkerインストールディレクトリ/FJSVfwsec/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【UNIX】

注意事項

【UNIX】

使用例1

DmAdminロールに、OS上に登録されたメンバであるuser1を所属させます。

mpsetmem -a -r DmAdmin user1

使用例2

DistributionReferenceロールから、OS上に登録されたメンバであるuser1とuser2を削除します。

mpsetmem -d -r DistributionReference user1 user2

実行結果/出力形式

異常終了時は、標準エラー出力にメッセージが出力されます。

正常終了時:

メッセージ出力なし

異常終了時:

メンバの追加/削除に失敗した旨のメッセージが出力されます