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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.23 cmentcert(証明書登録コマンド)

機能説明

証明書を証明書/鍵管理環境に登録します。

記述形式

cmentcert

FileName [-ed Environment-directory ] [-nv] [-ca|-own] [-nn NickName] [-ts] [-sn slotID | -tl TokenLabel]

オプション

FileName :

登録する証明書データが格納されているファイル名(FileName)を、フルパスで指定します。

DER形式、およびBASE64形式のファイルを指定することができます。

-ed Environment-directory :

運用管理ディレクトリ(Environment-directory)をフルパスで指定します。省略された場合、環境変数「CMIPATH」に設定されている情報が有効となります。

-nv :

登録時に証明書の検証を行わない場合に指定します。指定すると、有効ではない証明書でも登録できるため、指定しないようにしてください。

-ca :

登録する証明書が認証局(発行局)や、中間CA(中間認証局)の証明書の場合に指定します。

-own :

登録する証明書が自分に対して発行されたサイト証明書である場合に指定します。

-nn NickName :

証明書を識別するために、ニックネーム(NickName)を指定します。SSL通信で使用する証明書を登録する場合には、必ず指定してください。空白文字を文字列の先頭、語尾に指定することはできません。また、すでに利用されているニックネームを指定することはできません。

-ts:

本オプションは指定しないでください。

-sn slotID:

本オプションは指定しないでください。

-tl TokenLabel:

本オプションは指定しないでください。

参照

SSL暗号化通信用コマンド

コマンド格納場所

Windows

%CommonProgramFiles%\Fujitsu Shared\F3FSSMEE

Solaris

/opt/FJSVsmee/bin

64bit版のLinux

/opt/FJSVsmee64/bin

64bit版以外のLinux

/opt/FJSVsmee/bin

注意事項

使用例

ニックネーム(MySiteCert)を指定して証明書(my_site_cert.der)を登録します。

実行例中で「normal end certid = ~」とメッセージが出力されているのは、証明書の登録処理が正常終了したことを示しています。また、「certid = 」の後に続いて表示されている文字列は、この証明書に付与された証明書識別名を示しています。

【Windows版】

C:\> cmentcert d:\sslenv\my_site_cert.der -ed d:\sslenv\sslcert -own -nn MySiteCert
 normal end  certid = vu5sdPOks1PpzzL+03FmybwPrmg=

【UNIX版】

# cmentcert /export/home/my_site_cert.der -ed /export/home/sslcert -own -nn MySiteCert
 normal end  certid = vu5sdPOks1PpzzL+03FmybwPrmg=