ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.227 mpnmvmmap(仮想マシンの監視マップ作成コマンド)

機能説明

VMware、またはHyper-Vが導入されているホストOSと仮想マシン(ゲストOS)の関係をツリーとして登録します。

コマンドを実行すると、ノード管理ツリー上にホストOSごとにフォルダが作成され、そのフォルダ配下に仮想マシン(ゲストOS)ノードが登録されます。

登録するノード管理ツリーはコマンド実行前に作成しておいてください。

対象のノードは以下の条件を満たしているノードです。

また、対象ノードがVMwareの場合は、事前に運用管理サーバで以下の設定を行う必要があります。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager PRIMERGY/PRIMEQUEST運用管理ガイド”の“仮想マシンの監視マップ作成の事前設定について”を参照してください。

記述形式

【Windows】

mpnmvmmap

[-t ノード管理ツリー名][-h ホスト名]

UNIX

mpnmvmmap

-t ノード管理ツリー名

オプション

-t ノード管理ツリー名:

Windows版の場合は、仮想マシンの監視マップを作成するツリー名を指定します。

省略時には、前回実行時に指定したノード管理ツリー名を使用します。

初回実行時は、必ず指定してください。

UNIX版の場合は、対象のノードを登録するノード管理ツリー名を指定します。

-h ホスト名:

Hyper-V用のオプションです。

仮想マシンの監視マップを作成するための情報取得を行うHyper-Vホストのホスト名を指定します。

省略時には、すべてのHyper-Vホストに対して情報収集します。

復帰値

0:

正常終了

1:

システムエラーまたは環境エラー

2:

対象のホストOSからMIB情報が取得できない

10:

その他のエラー

参照

mpnmvminfo(仮マシン情登録コマンド)

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】

使用例

管理ツリー1という名前のノード管理ツリーに登録する場合

【Windows版】

mpnmvmmap -t  管理ツリー1

【UNIX版】

/opt/systemwalker/bin/mpnmvmmap -t  管理ツリー1

実行結果/出力形式

警告メッセージ、エラーメッセージをログファイルに出力します。