1.2.226 mpnmvminfo(仮想マシン情報登録コマンド)

機能説明

【Windows版】

本コマンドは、VMware、またはHyper-Vから情報を取得するときに必要となるパラメタをSystemwalker Centric Managerに登録します。

VMware、またはHyper-Vが導入されている仮想マシンの関係を、ツリーとして登録する場合にだけ実行します。

【UNIX版】

本コマンドは、VMwareから情報を取得する際に必要となるパラメタをSystemwalker Centric Managerに登録します。

VMwareが導入されている仮想マシンの関係を、ツリーとして登録する場合にだけ実行します。

本コマンドは、mpnmvmmapコマンドを実行する前に実行します。

記述形式

【Windows】

mpnmvminfo	-m add -h ホスト名 -u ユーザ名 -p パスワード [-d ドメイン名] [-us 実行ユーザー名 -ps 実行ユーザーパスワード [-ds 実行ユーザードメイン名]]
mpnmvminfo	-m del -h ホスト名
mpnmvminfo	-m dsp

【UNIX】

mpnmvminfo	-m add -h ホスト名 -u ユーザ名 -p パスワード
mpnmvminfo	-m del -h ホスト名
mpnmvminfo	-m dsp

オプション

-m add:

Windows版の場合は、VMwareホスト情報、またはHyper-Vホスト情報を登録する場合に指定します。

UNIX版の場合は、VMwareホスト情報を登録する場合に指定します。

-m del:

Windows版の場合は、すでに登録されているVMwareホスト情報、またはHyper-Vホスト情報を削除する場合に指定します。

UNIX版の場合は、すでに登録されているVMwareホスト情報を削除する場合に指定します。

-m dsp:

Windows版の場合は、すでに登録されているVMwareホスト情報、またはHyper-Vホスト情報を参照する場合に指定します。

UNIX版の場合は、すでに登録されているVMwareホスト情報を参照する場合に指定します。

-h ホスト名:

Windows版の場合は、VMwareホスト、またはHyper-Vホストの、ホスト名/IPアドレスを128バイト以内で指定します。

UNIX版の場合は、VMwareホストのホスト名/IPアドレスを128バイト以内で指定します。

事前に[ノード一覧]で検出している必要があります。

-u ユーザー名:

-m add を指定した場合に指定します。

Windows版の場合は、VMwareホスト、またはHyper-Vホストのアクセスに使用するユーザー名を、64バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > 以外）で指定します。

UNIX版の場合は、VMwareホストのアクセスに使用するユーザー名を、64バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > 以外）で指定します。

-p パスワード:

-m add を指定した場合に指定します。

Windows版の場合は、VMwareホスト、またはHyper-Vホストのアクセスに使用するパスワードを、32バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > 以外）で指定します。

UNIX版の場合は、VMwareホストのアクセスに使用するパスワードを、32バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > 以外）で指定します。

-d ドメイン名:

-m add を指定した場合、かつ、Hyper-Vホスト情報を収集する場合に指定します。

Hyper-Vホストのユーザ名が属するドメイン名を、156バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < >以外）で指定します。

ワークグループに属する場合は、省略してください。

-us 実行ユーザー名:

-m add を指定した場合、かつ、Hyper-Vホスト情報を収集する場合には必ず指定する必要があります。

運用管理サーバ上でこのコマンドを使用するユーザー名を、64バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < > 以外）で指定します。

-ps 実行ユーザーパスワード:

-m add を指定した場合、かつ、Hyper-Vホスト情報を収集する場合には必ず指定する必要があります。

運用管理サーバ上でこのコマンドを使用するユーザーのパスワードを、32バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < >以外）で指定します。

-ds 実行ユーザードメイン名:

-m add を指定した場合、かつ、Hyper-Vホスト情報を収集する場合には指定する必要があります。

運用管理サーバ上でこのコマンドを使用するユーザー名が属するドメイン名を、156バイト以内の半角英数記号（" / \ [ ] : ; | = , + * ? < >以外）で指定します。ワークグループに属する場合は、省略してください。

復帰値

0:: 正常終了

1:: 異常終了

参照

mpnmvmmap(仮想マシンの監視マップ作成コマンド)

コマンド格納場所

Windows	Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin
Solaris Linux	/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

Administrator権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。

【Solaris/Linux】

システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。

使用例

【Windows】

mpnmvminfo -m add -h host1 -u user1 -p passwd1

【Solaris/Linux】

/opt/systemwalker/bin/mpnmvminfo -m add -h host2 -u user2 -p passwd2

実行結果/出力形式

-m add を指定した場合
```
ノード名 was added.
```
-m del を指定した場合
```
ノード名 was deleted.
```

-m dsp を指定した場合

登録されているノード一覧が表示される。

Host Name        User Name
---------------------------------
ノード1          ユーザー名
ノード2          ユーザー名
ノード3          ユーザー名