本コマンドは、Systemwalkerコンソールを強制切断します。
機能説明
運用管理クライアントで、Systemwalkerコンソール使用時に、電源断やアプリケーションエラーなどにより、運用管理サーバに接続されたまま停止してしまう場合があります。
本コマンドは、運用管理サーバに接続されているSystemwalkerコンソールを、強制的に切断します。
記述形式
MpDcon.sh | -ALL|セッション番号 |
オプション
接続中のすべてのSystemwalkerコンソールを強制切断します。
強制切断したいセッションのセッション番号を指定します。
セッション番号はMpUsrlst.shで求めることができます。
復帰値
常に0を返却します。
参照
コマンド格納場所
Solaris | /opt/FJSVfwgui/bin |
実行に必要な権限/実行環境
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
運用管理サーバで実行可能です。
注意事項
本コマンドの実行前に、切断するSystemwalkerコンソールが実際に使用されていないことを確認してください。
使用例1
運用管理サーバに接続されている、すべてのSystemwalkerコンソールを強制切断します。
#/opt/FJSVfwgui/bin/MpDcon.sh -ALL MpDcon Completed.
使用例2
利用者がdoi、ホスト名が「baron」のSystemwalkerコンソールを強制切断します。
#/opt/FJSVfwgui/bin/MpUsrlst.sh sessioncode username hostname sessiontime 881463 doi baron 0:52:35 881470 sakai tama 0:15:20 ( DATE: 2003/12/23 11:39:25 ) #/opt/FJSVfwgui/bin/MpDcon.sh 881463 MpDcon Completed.
実行結果/出力形式
常に、以下の文字列が表示されます。
MpDcon Completed.