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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.119 mpatareportcomment(集計レポートコメント追加コマンド)

機能説明

本コマンドは、HTML形式の集計レポート結果ファイルに、オプションで指定された担当者名と点検コメントを追加して出力します。
集計レポート結果ファイルは、事前に運用管理サーバの以下のディレクトリから運用管理クライアント上にコピーしてください。

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\mpata\var\user\report

Solaris
Linux

/var/opt/FJSVmpata/var/user/report

記述形式

mpatareportcomment

-U 担当者名 {-C 点検コメント | -F 点検コメントファイル} 集計レポート結果入力ファイル 集計レポート結果出力ファイル

オプション

-U 担当者名:

集計レポート結果の<担当者名>欄を指定の担当者名で置き換えます。ASCII(64文字以内)、EUC(32文字以内)、シフトJIS(32文字以内)、またはUTF-8(64バイト以内)で指定します。

-C 点検コメント:

集計レポート結果の<点検コメント>欄を指定の点検コメントで置き換えます。コメントは1行だけ指定可能です。ASCII(128文字以内)、EUC(64文字以内)、シフトJIS(64文字以内)、またはUTF-8(128バイト以内)で指定します。
-Fオプションと同時に指定することはできません。

-F 点検コメントファイル:

点検コメントファイルのファイル名をフルパス、または相対パスで指定します。ファイル名はASCII(256文字以内)、EUC(128文字以内)、シフトJIS(128文字以内)、またはUTF-8(256バイト以内)で指定します。本オプションを指定した場合、集計レポート結果の<点検コメント>欄を指定の点検コメントファイル(テキストファイル)の内容に置き換えます。点検コメントファイルはSJISコードで作成してください。当ファイル内には複数行のコメントを記述できます。
-Cオプションと同時に指定することはできません。

集計レポート結果入力ファイル:

mpatareportput(集計レポート出力コマンド)の実行結果として出力された、担当者名や点検コメントが指定されていない集計レポート結果(HTML形式)ファイル名をフルパス、または相対パスで指定します。ASCII(256文字以内)、EUC(128文字以内)、シフトJIS(128文字以内)、またはUTF-8(256バイト以内)で指定します。

集計レポート結果出力ファイル:

担当者名や点検コメントが追加された集計レポート結果(HTML形式)を出力するファイル名をフルパス、または相対パスで指定します。ASCII(256文字以内)、EUC(128文字以内)、シフトJIS(128文字以内)、またはUTF-8(256バイト以内)で指定します。当ファイルは書き込み可能な任意の場所に出力可能です。

復帰値

0:

正常終了

255:

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.DM\bin

Solaris
Linux

/opt/systemwalker/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows版】

【UNIX版】

使用例

集計レポート結果に担当者名と点検コメントを追加します。

【Windows版】

C:\Systemwalker\MPWALKER.DM\bin\mpatareportcomment -U 佐藤 -F C:\temp\comment_20061101.txt C:\temp\EventLogApplication_20061101.html C:\temp\EventLogApplication_20061101_CHECK.html

【UNIX版】

/opt/systemwalker/bin/mpatareportcomment -U 佐藤 -F /tmp/comment_20061101.txt /tmp/EventLogApplication_20061101.html /tmp/EventLogApplication_20061101_CHECK.html

実行結果/出力形式

正常終了時は、以下の文字列が標準出力に出力されます。

mpatareportcomment: 情報: 3400:集計レポートのコメント追加に成功しました。出力ファイル名=集計レポート出力ファイル名

異常終了時、または、指定した集計レポート結果出力ファイルがすでに存在する場合は、エラーメッセージを標準エラー出力に出力して終了します。

集計レポート結果出力ファイル(HTML形式)の出力例を以下に示します。