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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 リファレンスマニュアル

1.2.114 mpaossmtpauth(SMTP認証機能の有効/無効コマンド)

機能説明

本コマンドはSMTP認証に必要な情報の設定を行います。パスワード情報のみ対話形式で入力します。パスワードは64バイト以内で指定します。

記述形式

mpaossmtpauth

-s -u アカウント名 [ -p ポート番号 ] [ -t 暗号化種別 [ -v 暗号プロトコル ] ] [ -a 認証方式 ]

mpaossmtpauth

-d

mpaossmtpauth

-i

オプション

-s:

認証機能を有効にする場合、必須オプションです。

-u アカウント名:

認証機能を有効にする場合、必須オプションです。SMTP認証を行うためのアカウント名を指定します。256byte以下の文字列を入力してください。

-p ポート番号:

任意オプションです。SMTPサーバのポート番号を指定してください。省略した場合、25を使用します。SMTPSを利用する場合は465、サブミッションポートを利用する場合は587を指定してください。

-t 暗号化種別:

任意オプションです。暗号化通信を使用する場合、暗号化種別を指定します。「SMTPS」、または、「STARTTLS」が指定できます。省略した場合、暗号化通信を行いません。

-v 暗号プロトコル:

任意オプションです。-tオプションで暗号化種別を指定した場合に、SSL/TLS通信で利用するプロトコルを指定します。「TLSv1」、「TLSv1.1」、「TLSv1.2」、「TLSv1.3」のいずれかを指定できます。省略した場合、「TLSv1.3」が利用されます。

-a 認証方式:

任意オプションです。SMTP認証で使用する認証方式を指定します。「CRAM-MD5」、「LOGIN」、「PLAIN」が指定できます。「CRAM-MD5,LOGIN」の様にコンマで区切ることによって複数の認証方式を指定することが可能です。複数の認証方式が指定された場合、SMTPサーバとのネゴシエーション結果の中から、以下の優先度で検索を行い、初めて見つかった認証方式を使用して接続します。

  1. CRAM-MD5

  2. LOGIN

  3. PLAIN

省略した場合、すべての認証方式が指定されたものとして接続します。
SMTP認証に失敗したときは、メールの送信に失敗します。

-d:

認証機能を無効にする場合、必須オプションです。

-i:

設定情報を表示する場合、必須オプションです。現在設定されている状態が表示されます。なお、セキュリティの関係上、パスワードは表示されません。

復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了

コマンド格納場所

Windows

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaosfsv\bin

Solaris
Linux

/opt/FJSVfwaos/usr/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

UNIX】

注意事項

使用例

実行結果/出力形式