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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド

2.11.1 運用形態名通知メッセージを出力するプログラムの作成

以下のOS別に説明します。

メッセージ形式

運用形態名通知メッセージは、以下の形式で運用管理サーバに通知されます。

xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy>
xxxxxxx:

メッセージID (注1)

yyyyyyyyyyyyyyyy:

運用形態名(16バイト以内の任意の文字列) (注2)(注3)

注1)

運用形態名通知メッセージID定義ファイルに定義のあるメッセージID

注2)

<>で囲まれている文字列すべてを運用形態名とします。空白も含みます。運用形態名に「<」、「>」の文字は使用できません。
Systemwalkerコンソールから運用形態名の表示を削除する場合は、「<」、「>」の間に何も設定しない「 RUNTYPE=<>」というメッセージを通知します。

注3)

「16バイト以内の任意の文字列」の「16バイト以内」とは、MSP、XSPシステム上で文字列を半角英数字で指定した場合の長さです。

運用形態名に半角英数字以外の文字列を指定する場合は、運用管理サーバや全体監視サーバで使用する文字コードに変換された後の文字列の長さを「16バイト以内」に設定する必要があります。

MSPシステムの場合

送信したい運用形態名を、コンソールメッセージとして出力するアプリケーションプログラムまたはオペレーションプロシジャを作成します。

運用形態名通知メッセージをアプリケーションプログラムから出力する場合、メッセージを低輝度で出力してください。定義例のように、WTOマクロ命令のオペランドに「'メッセージ'」のみを指定し、他のオペランドをすべて省略すると、正しい運用形態名通知メッセージを出力することができます。

XSPシステムの場合

送信したい運用形態名を、コンソールメッセージとして出力するアプリケーションプログラムまたは、SCFのスケジュールプロシジャを作成します。

運用形態名通知メッセージをアプリケーションプログラムから出力する場合、「メッセージID メッセージテキスト」形式のメッセージを低輝度(赤色でない色)で出力してください。定義例のように、WTOマクロ命令のオペランドに「'メッセージ'」と「DESC=(5,16) 」のみを指定すると、正しい運用形態名通知メッセージを出力することができます。

XSPシステムの運用形態名通知メッセージをSCFのスケジュールプロシジャから出力する場合、定義例のSCFのスケジュールプロシジャは、システムコンソールから起動してください。Systemwalkerの[リモートコマンド実行]ウィンドウから起動しないでください。