以下のOS別に説明します。
MSPシステム
XSPシステム
メッセージ形式
運用形態名通知メッセージは、以下の形式で運用管理サーバに通知されます。
xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy>
メッセージID (注1)
運用形態名(16バイト以内の任意の文字列) (注2)(注3)
運用形態名通知メッセージID定義ファイルに定義のあるメッセージID
<>で囲まれている文字列すべてを運用形態名とします。空白も含みます。運用形態名に「<」、「>」の文字は使用できません。
Systemwalkerコンソールから運用形態名の表示を削除する場合は、「<」、「>」の間に何も設定しない「 RUNTYPE=<>」というメッセージを通知します。
「16バイト以内の任意の文字列」の「16バイト以内」とは、MSP、XSPシステム上で文字列を半角英数字で指定した場合の長さです。
運用形態名に半角英数字以外の文字列を指定する場合は、運用管理サーバや全体監視サーバで使用する文字コードに変換された後の文字列の長さを「16バイト以内」に設定する必要があります。
MSPシステムの場合
送信したい運用形態名を、コンソールメッセージとして出力するアプリケーションプログラムまたはオペレーションプロシジャを作成します。
運用形態名出力プログラムの例(オペレーションプロシジャの場合)
PROC SET &SYSOCNSL=0 DISPLAY 'xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy>' EXIT END
運用形態名出力プログラムの例(アプリケーションプログラムの場合)
: WTO 'xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy>' :
運用形態名通知メッセージをアプリケーションプログラムから出力する場合、メッセージを低輝度で出力してください。定義例のように、WTOマクロ命令のオペランドに「'メッセージ'」のみを指定し、他のオペランドをすべて省略すると、正しい運用形態名通知メッセージを出力することができます。
XSPシステムの場合
送信したい運用形態名を、コンソールメッセージとして出力するアプリケーションプログラムまたは、SCFのスケジュールプロシジャを作成します。
運用形態名出力プログラムの例(SCFのスケジュールプロシジャの場合)
/ DEFINE cccccccc PROC cccccccc,CONS=(n) MSG 'xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy>' EXIT PEND / DEFEND
スケジュールプロシジャ名
コンソールとして使用中のロジカル番号(0~255の10進数3桁以内で記述する)
運用形態名出力プログラムの例(アプリケーションプログラムの場合)
: WTO 'xxxxxxx RUNTYPE=<yyyyyyyyyyyyyyyy>',DESC=(5,16) :
運用形態名通知メッセージをアプリケーションプログラムから出力する場合、「メッセージID メッセージテキスト」形式のメッセージを低輝度(赤色でない色)で出力してください。定義例のように、WTOマクロ命令のオペランドに「'メッセージ'」と「DESC=(5,16) 」のみを指定すると、正しい運用形態名通知メッセージを出力することができます。
XSPシステムの運用形態名通知メッセージをSCFのスケジュールプロシジャから出力する場合、定義例のSCFのスケジュールプロシジャは、システムコンソールから起動してください。Systemwalkerの[リモートコマンド実行]ウィンドウから起動しないでください。