サブシステムまたはワークユニットを監視する場合、以下の作業が必要です。
アプリケーション監視定義体データセットの設定
作業用アプリケーション監視定義体の確認
保存用アプリケーション監視定義体の確認
アプリケーション監視定義体の設定
サブシステムを監視する場合は、監視するサブシステム名をアプリケーション監視定義体に指定します。ワークユニットだけを監視する場合は、アプリケーション監視定義体は編集する必要がありません。
グローバルサーバのサブシステムおよび業務の監視は、Solaris版 Systemwalker Centric Manager GEEでのみ利用できます。Linux版では利用できません。
アプリケーション監視定義体は、アプリケーション監視定義体データセットとして格納される以下のファイルです。
被監視システムのOS | アプリケーション監視定義体データセット |
---|---|
MSPの場合 | 'SYS1.FSKTAPL(KKVAPL00)'または |
XSPの場合 | 'SYS.システム名.FSKTAPL(KKVAPL00)’または |
ワークユニットだけを監視する場合は、メンバ名KKVAPL0Iをそのまま使用することができます。サブシステムだけ、またはサブシステムとワークユニットの両方を監視する場合は、メンバ名KKVAPL00を使用し、必要に応じて編集します。
なお、MSPは'SYS1.SAMPLIB(KKVAPLSA)'または'SYS1.SAMPLIB(KKVAPLSI)'、XSPは'SYS.システム名.MDFYSRC(KKVAPLSA)'または'SYS.システム名.MDFYSRC(KKVAPLSI)'にサンプルデータがあるので、必要に応じて利用してください。
以下はMSPの定義例です。
APLDEF SBSDLIST NAME=ECS.ECS SBSDLIST NAME=TSS.TSS SBSDCHCK TIME=60 END
作業用アプリケーション監視定義体の確認
MC/FSOCKETの導入作業で、作業用アプリケーション監視定義体データセットが作成されていることを確認します。
作業用アプリケーション監視定義体データセットは、以下のファイルです。
被監視システムのOS | 作業用アプリケーション監視定義体データセット |
---|---|
MSPの場合 | 'SYS1.FSKTAWK' |
XSPの場合 | 'SYS.システム名.FSKTAWK’ |
MC/FSOCKETをインストール後、最初に起動するときには、データセットの内容が空になっていることを確認します。2回目以降のMC/FSOCKETの起動時には、MC/FSOCKETが格納したデータが入っています。データセットの内容は変更せず、そのまま使用してください。
保存用アプリケーション監視定義体の確認
MC/FSOCKETの導入作業で、保存用アプリケーション監視定義体データセットが作成されていることを確認します。
保存用アプリケーション監視定義体データセットは、以下のファイルです。
被監視システムのOS | 保存用アプリケーション監視定義体データセット |
---|---|
MSPの場合 | 'SYS1.FSKTASV' |
XSPの場合 | 'SYS.システム名.FSKTASV’ |
MC/FSOCKETをインストール後、最初に起動するときには、データセットの内容が空になっていることを確認します。2回目以降のMC/FSOCKETの起動時には、MC/FSOCKETが格納したデータが入っています。データセットの内容は変更せず、そのまま使用してください。