被監視システムで発生したトラブルを、どのような種別に分類して監視するかを登録し、それぞれに対応する監視イベント種別番号を定義します。
監視イベント種別番号の利用概要を“監視イベント種別番号の利用の流れ”に示します。なお、MC/FSOCKETでは、監視イベント種別のことをトラブル種別と呼び、監視イベント種別番号とトラブル種別番号は、同じものを指しています。
図2.6 監視イベント種別番号の利用の流れ
被監視システムで発生したトラブルを、どの監視イベント種別に分類して監視するかを決め、監視イベント種別に監視イベント種別番号を対応させて登録します。
被監視システムのMC/FSOCKETにおいては、監視対象として送信するメッセージにトラブル種別番号(監視イベント種別番号)を設定するために、この監視イベント種別番号が使われます。
被監視システムでメッセージが発生すると、MC/FSOCKETにより、メッセージにトラブル種別番号(監視イベント種別番号)が付けられて送信されます。
Systemwalker Centric Manager GEEでは、受信したメッセージに付けられた番号に一致した監視イベント種別名に変換します。
つまり、監視イベント種別番号/トラブル種別番号は、Systemwalker Centric Manager GEEとMC/FSOCKETが、監視イベント種別を認識するために相互に利用する定義となります。