SVPM基本部と運用管理サーバで、時刻同期することができます。時刻同期にはNTP(Network Time Protocol)を使用し、SVPM基本部がNTPサーバ、運用管理サーバがNTPクライアントとなります。
運用管理サーバにNTPクライアントを設定する
運用管理サーバの定義ファイルntp.confに、SVPM基本部のLAN#0のノード名を定義します。
下記にファイル名を示します。
OS名 | ファイル名 |
---|---|
Solaris | /etc/inet/ntp.conf |
Linux |
|
以下に、Solaris 9標準NTPの設定例を示します。なお、SVPM基本部が二重化運用を行っている場合は各基本部のLAN#0のノード名を定義します。
server sysbase-0 ←SVPM基本部#0,LAN#0のノード名 server sysbase1-0 (注) ←SVPM基本部#1,LAN#0のノード名 driftfile /etc/inet/ntp.drift slewalways yes disable pll
SVPM基本部が二重化されていない場合は指定しません。
以下の点に注意して定義してください。
SVPM基本部のNTPサーバ機能は、サーバ・クライアントモデルを使用しています。接続形態を合わせてください。
時刻同期をするために、SVPM基本部を以下のReleaseにする必要があります。
Release01H以降
運用管理サーバの時刻を戻す場合は、NTP機能を停止してください。また、時刻を戻した場合、運用管理サーバが正常に動作しないおそれがあります。以下のログファイルを削除してください。
監視イベントログ
監視メッセージログ
コマンドログ