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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 ソフトウェア修正管理機能編

5.2.1 [修正適用状況]を表示する

[修正適用状況]を表示する手順を説明します。

  1. [ソフトウェア修正管理]画面を起動します。

  2. 起動方法については、“[ソフトウェア修正管理]画面を起動する”を参照してください。

  3. [表示種別]から[修正適用状況]を選択します。

    →以下の画面が表示されます。

  4. 作業に応じて、以下を参照します。

画面を参照する

画面の構成について説明します。

[サーバ/グループ一覧]

[サーバ/グループ一覧]で表示されるノードについて説明します。

[グループ一覧]

サーバグループを設定する”で設定したグループが表示されます。グループを選択すると、[修正一覧]に[グループ名]と[説明]が表示されます。

[サーバ一覧]

監視対象のサーバが一覧で表示されます。[サーバ/グループ一覧]に表示されるアイコンで、UpdateAdvisor(ミドルウェア)が導入されているかどうかを確認できます。

以下にアイコンについて説明します。

アイコン

説明

UpdateAdvisor(ミドルウェア)が導入済みのサーバです。
[最新修正情報の取得]を実施していないサーバの場合、UpdateAdvisor(ミドルウェア)が導入されていれば、バージョンにかかわらず、本アイコンが表示されます。

UpdateAdvisor(ミドルウェア)は旧バージョンです。アップデートが必要です。

最新のバージョンを配付済みです。

Systemwalker Centric Managerのバージョンレベルが古いため、配付機能は使用できません。

サーバの環境が以下の場合です。

・資源配付機能が設定されていない
・UpdateAdvisor(ミドルウェア)がインストールされていない
・Systemwalker Centric ManagerがV13.0.0より前のバージョン
・一度も“修正適用情報更新する”を実行していない
・コンソール操作制御を運用している場合において、アクセス権のないサーバ
・運用管理サーバと言語種別が一致しない

修正一覧

[グループ]選択時

[グループ一覧]にあるグループを選択すると[グループ名]と[説明]が表示されます。

[サーバ]選択時

[サーバ一覧]にあるサーバを選択すると、選択したサーバの修正情報の一覧が表示されます。

以下に[修正一覧]に表示されるアイコンについて説明します。

アイコン

説明

適用済みの修正です。

未適用の修正です。

未適用の修正です。ただし、すでに排他修正が適用済みのため、修正が適用できないことを表します。

以下に[修正一覧]の各表示項目について説明します。

項目名

説明

[修正番号]

修正固有の情報です。

[配付状態]

修正の配付状態を示します。以下のどれかで表示されます。

  配付待ち
  配付済み
  配付失敗
  なし
  -

[配付日時]

修正の配付された日時です。

[重要度]

修正の重要度です。
以下のどれかで表示されます。

  推奨
  重要
  セキュリティ

[種別]

修正の種別です。

「富士通ミドルウェア」を示す「MW」だけ表示されます。

[製品名]

修正情報の製品名とバージョンです。

[適用日時]

修正の適用された日時です。

[サーバの状態]/[修正件数]/ステータスバー

画面下部に表示される情報について説明します。

[サーバの状態]

[サーバ/グループ一覧]に表示されるアイコンの説明が表示されます。

[修正件数]

[修正一覧]の修正について、適用情報([適用済み]/[未適用]/[適用不可])ごとに修正の件数が表示されます。

[収集日時]

[サーバ/グループ一覧]で選択したサーバについて、以下の日時が表示されます。

[表示状態]

[表示]メニューから[適用情報]で指定した文字列が表示されます。

[適用済み修正]、[未適用修正]、および[適用不可修正]のすべてを選択した場合は[すべて表示]と表示されます。


絞り込みをして表示する

[修正適用状況]の[修正一覧]を絞り込んで表示します。

注意

次回起動時も設定は有効

修正情報の絞り込みを設定して、[ソフトウェア修正管理]画面を終了した場合、次回起動時もその設定が有効になります。

修正の種別で絞り込み表示する

以下の項目を絞り込んで表示します。初期設定では、すべての修正を表示する設定となっています。

絞り込んで表示する手順を説明します。

  1. [ソフトウェア修正管理]画面で[修正適用状況]を表示します。

    表示方法については、“[修正適用状況]を表示する”を参照してください。

  2. [表示]メニューから[適用情報]のサブメニューを選択します。

    以下から絞り込みの条件を選択します。

    • [適用済み修正]

    • [未適用修正]

    • [適用不可修正]

    →[修正一覧]の修正が絞り込まれます。

    [未適用修正]および[適用不可修正]を表示すると選択した場合の例を、上記に示します。ステータスバーの[表示状態]に絞り込み表示をしている項目が表示されます。

ポイント

ツールバーによる操作で絞り込み表示

ツールバーから以下のアイコンを選択することでも絞り込みができます。

  • :[適用済み修正]

  • :[未適用修正]

  • :[適用不可修正]

[重要度]/[配付状態]/[修正番号]/[製品名]で絞り込み表示する

絞り込み表示する手順を説明します。

  1. [ソフトウェア修正管理]画面で[修正適用状況]を表示します。

    表示方法については、“[修正適用状況]を表示する”を参照してください。

  2. [表示]メニューから[修正情報の絞り込み]を選択します。

    →[修正情報の絞り込み]画面が表示されます。

  3. 絞り込みを行う項目を選択します。

    • [重要度]

      修正の[重要度]により絞り込みを実施する場合にチェックします。

    • [配付状態]

      修正の[配付状態]により絞り込みを実施する場合にチェックします。

    • [修正番号]

      [修正番号]により絞り込みを実施する場合にチェックします。

      チェック後、絞り込みする[修正番号]を選択します。

    • [製品名]

      [製品名]により絞り込みを実施する場合にチェックします。

      チェック後、絞り込みする[製品名]を入力します。以前入力した内容をコンボボックスから選択することも可能です。(最高10件まで表示可)
      また、文字列の[大文字/小文字の区別]をするかどうかを選択できます。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    →[修正一覧]の修正が絞り込まれて表示されます。また、ステータスバーの[表示状態]に[絞り込みあり]と表示されます。

各情報で並び替えて表示する

[修正適用状況]の[修正一覧]を各項目で昇順/降順に並び替えて表示する手順を説明します。

  1. [ソフトウェア修正管理]画面で[修正適用状況]を表示します。

    表示方法については、“[修正適用状況]を表示する”を参照してください。

  2. [修正一覧]から並び替えて表示する項目名をクリックします。

    →クリックした項目で昇順/降順に並び替えて表示されます。

注意

並び替えの順番

昇順/降順の並び替えは、文字コードの大小で判定します。

表示している情報をCSVファイルに出力する

選択した項目について、すべてのサーバの修正適用情報をCSVファイルに出力します。

なお、出力される情報は、現在の画面の表示状態/修正情報の絞り込みと同様になり、修正番号順に出力されます。

出力手順

CSVファイルを出力する手順を説明します。

  1. [ソフトウェア修正管理]画面で[修正適用状況]を表示します。

    表示方法については、“[修正適用状況]を表示する”を参照してください。

  2. [ファイル]メニューから[修正適用状況のCSV出力]を選択します。

    →[CSVファイルに出力]画面が表示されます。

  3. 出力する情報を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    →[名前を付けて保存]画面が表示されます。

  4. ファイル名を入力して、[保存]ボタンをクリックします。

    →CSVファイルが出力されます。

    CSVファイルのフォーマットについては、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。