監視する必要がなくなったノードをSystemwalkerコンソールから削除する手順を以下に示します。
Systemwalkerコンソールの[機能選択]コンボボックスで[編集]を選択するか、[ファイル]メニューから[機能選択]-[編集]を選択して、[Systemwalkerコンソール[編集]]を表示します。
[ツリー選択]コンボボックスで[ノード一覧]を選択していない場合は、[ノード一覧]を選択します。
削除するノードのアイコンを選択し、右クリックメニューの[削除]またはメニューの[オブジェクト]-[削除]を実行します。
ポリシー配付を行ってください。これにより、ノードの削除がノード構成情報に反映されます。
また、ノードの削除およびポリシーの配付は、以下のコマンドを使用しても実施できます。
mpcmcsv(構成管理情報のCSV入出力コマンド)
mppolgrpadm(ポリシーグループの操作コマンド)
mpcmcsv(構成管理情報のCSV入出力コマンド)およびmppolgrpadm(ポリシーグループの操作コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
削除するノードがインストールレス監視の対象である場合
“インストールレス型エージェントでの監視を止める場合”に従ってノードの削除をしてください。
削除するノードがアプリケーションの監視を行っている場合
アプリケーションの監視を行っているノード(監視対象システム)をノード一覧から削除する場合、“ノードを削除する場合”を参照してください。
削除したノードがイベント監視の対象ノードであった場合
削除したノードにSystemwalker Centric Managerが導入されており、かつ、イベント通知先に運用管理サーバまたは部門管理サーバを指定していた場合、上記手順に加えて下記の確認・手順を実施してください。
対象ノードのイベント通知先の設定がまだ残っている場合
イベント通知先への接続方法が「常時接続」以外の場合は下記の確認・手順を実施してください。
対象ノード上でSystemwalker Centric Managerが動作していることを確認してください。
対象ノード上で下記コマンドを実行してください。
【Windows版】
opaconstat -d
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -d
対象ノード上でイベント通知先の設定解除を実施してください。
なお上記の手順を行わない場合、Systemwalkerコンソールへ再びノードが追加される場合があります。
対象ノードはすでに撤去済み、あるいはイベント通知先の設定を解除済みの場合
イベント通知先に指定されていたサーバ上でSystemwalker Centric Managerが動作していることを確認してください。
イベント通知先に指定されていたサーバ上で下記のコマンドを実行し、削除したノードのホスト名が表示されるか否かを確認します。
【Windows版】
opaconstat -o
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -o
削除したノードのホスト名が表示された場合のみ、3.の手順を実施してください。
イベント通知先に指定されていたサーバ上で下記のコマンドを実行してください。
【Windows版】
opaconstat -D 削除したノードのホスト名
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -D 削除したノードのホスト名
なお上記の手順を行わない場合、Systemwalkerコンソールへ再びノードが追加される場合があります。
対象ノードのイベント通知先の設定を残したままノードをSystemwalkerコンソールへ再登録する場合
ノードの再登録後に以下の手順を実施してください。
イベント通知先への接続方法が「必要時接続」の場合
再登録後、登録したノードにおいて以下のコマンドを実行してください。
【Windows版】
opaconstat -a
【UNIX版】
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a
イベント通知先への接続方法が「常時接続」の場合
再登録後、登録したノードにおいてSystemwalker Centric Managerを再起動してください。
削除したノードがネットワーク性能監視の監視対象ノードであった場合
“性能監視で保持している情報と[監視マップ/リスト]の整合性を合わせる”に従って、ネットワーク性能監視のポリシーを再配付してください。
削除したノードからメッセージが通知された場合
Systemwalkerコンソールからノードを削除した後、ノード構成情報へ更新を反映する前またはイベント監視の対象ノードの場合の手順を実施する前にこのノードからメッセージが通知された場合は、Systemwalkerコンソールへ再びノードが追加されます。
削除したノードがインベントリ情報収集の対象だった場合
インベントリ情報収集の対象ノードを削除する場合、Systemwalkerコンソール上のノードを削除した後、drmsdlt(資源配付の管理情報削除コマンド(サーバ用))に当該ノードを指定して実行してください。drmsdlt(資源配付の管理情報削除コマンド(サーバ用))の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
削除したノードで発生していた監視イベントおよび監視メッセージについて
Systemwalker Centric Managerからノードを削除した場合、削除したノードを再追加しても、ノード削除前に発生していた監視イベントおよび監視メッセージは、以下の画面には表示されません。
監視イベント一覧
[監視イベントログの検索]画面
メッセージ一覧
[メッセージ検索]画面
ノードの削除後に、ノード削除前に発生していた監視イベントを参照する場合はopmtrcsv(監視イベント履歴CSV出力コマンド)を、監視メッセージを参照する場合はopamsgcsv(メッセージログCSV出力コマンド)を利用してください。