重み付けを意識したイベント監視を行う場合に、ノードやアプリケーションで発生したイベントが、業務に影響するかどうかを設定します。影響の有無は、発生したイベントの重要度に応じて設定することができます。
重み付けを設定すると、業務に影響のあるイベントだけを監視するようになります。ノードを対象に重み付けを設定することにより、ノード単位に重要度に応じたイベント表示を抑止できます。
手順
[Systemwalkerコンソール[編集]]で、[ツリー選択]コンボボックスから[業務管理]を選択します。
業務管理ツリーが複数存在する場合は、[ファイル]メニューから[監視ツリーの選択]を選択し、[監視ツリーの選択]ダイアログボックスに表示されるツリーの中から業務の重み付けを設定するツリーを選択します。
業務管理ツリーの中から、設定対象のノードまたはアプリケーションを選択します(複数のノード、アプリケーションを選択できます)。
[オブジェクト]メニューから[重み付け]を選択します。
→[業務の重み付け]ダイアログボックスが表示されます。
なお、複数選択したオブジェクトの中に重み付けを設定できないものが含まれている場合は、[オブジェクト]メニューから[重み付け]を選択できません。
イベント発生時に、業務に影響がある場合は、[業務に影響あり]チェックボックスをチェックします。
→発生するイベントの重要度に応じて、業務への影響の有無を設定することができます。
項目名 | 業務フォルダの点灯状態 |
---|---|
[最重要のイベント発生時] | 重み付けを設定したオブジェクトで、最重要のイベントが発生した場合 |
[重要以上のイベント発生時] | 重み付けを設定したオブジェクトで、重要または最重要のイベントが発生した場合 |
[警告以上のイベント発生時] | 重み付けを設定したオブジェクトで、警告、重要または最重要のイベントが発生した場合 |
[通知以上のイベント発生時] | 重み付けを設定したオブジェクトで、通知、警告、重要、または最重要のイベントが発生した場合 |
設定した情報は、[Systemwalkerコンソール[監視]]または[Systemwalkerコンソール[編集]]のどちらでも確認できます。ただし、[Systemwalkerコンソール[監視]]では、複数のオブジェクトを選択することはできません。