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Systemwalker Centric Manager V17.0.2 使用手引書 監視機能編

3.1.2 Systemwalkerコンソールを使用する

Systemwalkerコンソールを使用する方法を説明します。

Systemwalkerコンソールを起動する

  1. [スタート]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソール]を選択します。

    →Systemwalkerコンソールが表示されます。

[Systemwalkerコンソール[監視]]ウィンドウを表示する

[Systemwalkerコンソール[編集]]ウィンドウを表示する

Systemwalkerコンソールでできること

Systemwalkerコンソールでは、監視を行うための設定や、リモート操作など運用時の操作をします。Systemwalkerコンソールに表示されるメニュー項目の一覧については、“Systemwalkerコンソールのメニュー項目”を参照してください。選択しているツリーによって、利用可能なメニュー項目が異なります。

ポイント

Systemwalkerコンソールにログインするユーザごとに、メニュー項目の表示/非表示をカスタマイズすることができます。ただし、ユーザが所属するロールの制限を超えてメニュー項目を表示させることはできません。

  • メニュー項目のカスタマイズは、Systemwalkerコンソールのメニュー表示設定コマンド(MpBcmMenuSetup)で行います。

  • メニュー項目のカスタマイズは、ロールまたはユーザ単位で行います。

  • [Systemwalkerコンソール[監視]]のメニュー項目のみカスタマイズ可能です。[Systemwalkerコンソール[編集]]のメニュー項目はカスタマイズできません。

Systemwalkerコンソールのメニュー表示設定コマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。

また、デフォルトで非表示となっているメニューでも、カスタマイズにより表示可能なメニューがあります。詳細については、“Systemwalkerコンソールのメニュー項目”を参照してください。

Systemwalkerコンソールの表示を切り替える

Systemwalkerコンソールは、ツリー上で選択したフォルダに所属するノード、アプリケーション、業務などのオブジェクトを「マップ形式」または「リスト形式」で表示します。各表示形式は、[表示]メニューから[マップの表示]または[リストの表示]を選択して切り替えます。表示形式は一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効です。

表示するオブジェクトの絞り込み/表示する項目の選択

「リスト形式」で表示する場合、表示するオブジェクトの種類を絞り込んで、表示する項目を選択できます。これらの操作は[リスト表示の設定]ダイアログボックスから行います。[リスト表示の設定]ダイアログボックスは、以下の手順で表示します。

  1. [表示]メニューから[リストの表示]を選択し、リスト形式に切り替えます。

  2. [表示]メニューから[マップ/リストの表示設定]を選択し、[リスト表示の設定]ダイアログボックスを表示します。

    表示の絞り込みは一度変更すると、別のツリーやフォルダに移動しても有効です。

監視イベント一覧

発生した監視イベントは、監視イベント一覧に表示されます。表示される監視イベントの件数は、起動時には最大100件(注)です。その後、監視イベントが発生するたびに、最大で1,000件(注)まで表示できます。

Systemwalkerコンソールを終了する

Systemwalkerコンソールを終了する場合は、[ファイル]メニューの[終了]を選択します。

Systemwalkerコンソールから起動した子画面の終了について

Systemwalkerコンソールを終了する際、Systemwalkerコンソール上から起動した画面(以降、Systemwalkerコンソール上から起動した画面を「子画面」と略します)が起動中の場合は、子画面についてもSystemwalkerコンソールの終了に合わせて終了します。

  • 終了対象となる子画面は、Systemwalker Centric Manager製品に含まれる画面です。以下の画面などSystemwalker Centric Manager以外の画面は終了しません。

    • [操作メニュー登録]画面、およびmpaplreg(監視画面のメニュー項目登録コマンド)で登録された画面

    • [デザインの設定]画面の[監視イベント種別]タブ内で、連携製品として登録された画面

    • OS標準のping、ftpなど

    • バッチ業務などの他製品の画面

  • Systemwalkerコンソールを終了する際、終了対象となる子画面の一覧が表示されますので、対象画面を終了しても問題ないかを確認してください。確認後、一覧ダイアログ上の[OK]ボタンをクリックすると子画面が終了します。なお、子画面で編集/操作中の場合、該当の画面を閉じてからSystemwalkerコンソールを終了してください。
    ただし、Systemwalkerコンソールがネットワーク切断などの原因により異常終了した際は、一覧ダイアログは表示されずに子画面が終了します。

  • Systemwalkerコンソールを終了する際、表示されているメッセージボックスもSystemwalkerコンソールの終了に合わせて終了します。また、各ノードに対して何らかの操作を行いその処理結果をメッセージボックスで表示する場合がありますが、処理が完了する前にSystemwalkerコンソールを終了した場合もメッセージボックスは表示されません。

Windowsからログオフする場合

Windowsログオフ時には、Systemwalkerコンソールを終了してから、Windowsをログオフしてください。

目的別にSystemwalkerコンソールを起動する

1台の運用管理クライアント上に、異なる運用管理サーバのSystemwalkerコンソールを起動したり、同一の運用管理サーバのSystemwalkerコンソールを複数起動したりします。

表示できるSystemwalkerコンソールの最大数は50台までです。メモリ1GBの端末の場合、4台程度が上限となります。

Systemwalkerセットアップ画面で運用管理サーバを複数登録できます。

  1. [スタート]-[Systemwalker Centric Manager]-[Systemwalkerコンソールセットアップ]を選択します。

    →[Systemwalkerコンソールセットアップ]画面が表示されます。

  2. [追加]ボタンをクリックします。

    →[接続先の設定]画面が表示されます。

  3. [運用管理サーバのホスト名]や[ポート番号]を入力して、[OK]ボタンをクリックします。

    [運用管理サーバのホスト名]は、128台まで登録できます。

自動再接続の場合

自動再接続を使用すると、タスクトレイには自動再接続機能のアイコンが表示されます。

自動再接続の変更に関する詳細は、“Systemwalker Centric Manager オンラインヘルプ”を参照してください。

Systemwalkerコンソール起動時の認証画面について

以下の場合、Systemwalkerコンソールの起動時に認証画面は表示されません。

複数のユーザで同じ運用管理サーバに接続する場合

Systemwalkerコンソールセットアップであらかじめ設定できるユーザは1人です。[ログイン画面で入力する]を選択して定義してください。

メモリ使用量について

メモリ使用量は、以下のとおりです。

1台で最低600MB必要、1台増えるごとに+100MB