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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

4.7.1 サーバシステムがSolaris OS、HP-UX、AIX、Linux の場合

サーバシステムがSolaris OS、HP-UX、AIXまたはLinuxの場合のJOB STEP例を説明します。

4.7.1.1 PRIMEFORCEの共用ディスクを使用する場合

PRIMEFORCEの共用ディスクを使用する場合のJOB STEP例を説明します。

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

以下に転送イメージを示します。

クライアントシステムがMSP の場合

フィルターコマンドを使用しない場合

装置アドレス "A101" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                 
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//RCVOUT   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=OLD, 
//             DCB=(DSORG=PS,BLKSIZE=3120,LRECL=80,RECFM=FB) 
//SYSIN    DD   * 
 PRIMEFORCEDISK(A101)                                                  -     1行目 
 RECEIVE                                                               -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目 
/* 

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたPRIMEFORCEのUSER IDを指定します。

クライアントシステムがXSP の場合

USER IDは、".mftf"ファイルに記述されている必要があります。

フィルターコマンドを使用しない場合

装置名 "S0" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8 
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  RCVOUT=DA,FILE=PSFILE.DATA,DISP=LOCK, 
      FCB=(DSORG=PS,BLKSIZE=3120,LRECL=80,RECFM=FB) 
\ FD  SYSIN=* 
 PRIMEFORCEDISK(S0)                                                    -     1行目 
 RECEIVE                                                               -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目 
\ JEND 

4.7.1.2 ETERNUS ディスクアレイ、F6494/F6495/F6496/F6497を使用する場合

ETERNUS ディスクアレイ、F6494/F6495/F6496/F6497を使用する場合のJOB STEP例を説明します。

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

以下に転送イメージを示します。

クライアントシステムがMSP の場合

フィルターコマンドを使用しない場合
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//RCVOUT   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=OLD, 
//             DCB=(DSORG=PS,BLKSIZE=3120,LRECL=80,RECFM=FB) 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目 
 RECEIVE                                                               -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目 
/* 

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたグローバルサーバのUSER IDを指定します。

クライアントシステムがXSP の場合

USER IDは、".mftf"ファイルに記述されている必要があります。

フィルターコマンドを使用しない場合
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  RCVOUT=DA,FILE=PSFILE.DATA,DISP=LOCK, 
      FCB=(DSORG=PS,BLKSIZE=3120,LRECL=80,RECFM=FB) 
\ FD  SYSIN=* 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 RECEIVE                                                               -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目
\ JEND 

クライアントシステムがOS/390 の場合

フィルターコマンドを使用しない場合
----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K 
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//RCVOUT   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=OLD, 
//             DCB=(DSORG=PS,BLKSIZE=3120,LRECL=80,RECFM=FB) 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目 
 RECEIVE                                                               -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 MFTF01 (1)                                                            -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/* 

(1):mftf.iniファイルに記述されているKEYWORD