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ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

4.6.1 サーバシステムがSolaris OS、HP-UX、AIX、Linux の場合

サーバシステムがSolaris OS、HP-UX、AIXまたはLinuxの場合のJOB STEP例を説明します。

4.6.1.1 PRIMEFORCEの共用ディスクを使用する場合

PRIMEFORCEの共用ディスクを使用する場合のJOB STEP例を説明します。

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

データの転送イメージを以下に示します。

クライアントシステムがMSP の場合

フィルターコマンドを使用しない場合

装置アドレス "A101" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

以下の例では、転送されたデータが /work/mftf_data/mftf に出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                        
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 PRIMEFORCEDISK(A101)                                                  -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目 
/* 

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたPRIMEFORCEのUSER IDを指定します。

ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドに"i"オプションを指定する場合

装置アドレス "A101" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで標準出力へ出力する作りになっているとします。

以下の例では、転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1)
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                        
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 PRIMEFORCEDISK(A101)                                                  -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i                                          -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたPRIMEFORCEのUSER IDを指定します。

ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドが"i"オプションの後ろに出力ファイルを指定する場合

装置アドレス "A101" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@"は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

転送されたデータは、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1)
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                       
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 PRIMEFORCEDISK(A101)                                                  -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたPRIMEFORCEのUSER IDを指定します。

レコード単位に区切り文字として X'0A'を付加する場合

装置アドレス "A101" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

レコード単位に X'25' を付加したデータが転送され、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf へ出力されます。

convertコマンドは、EBCDICコード(X'25')をASCIIコード(X'0A')に変換しています。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                     
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 PRIMEFORCEDISK(A101)                                                  -     1行目 
 SEND(25)                                                              -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたPRIMEFORCEのUSER IDを指定します。

クライアントシステムがXSP の場合

USER IDは、".mftf"ファイルに記述されている必要があります。

フィルターコマンドを使用しない場合

装置名 "S0" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

以下の例では、転送されたデータが /work/mftf_data/mftf に出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 PRIMEFORCEDISK(S0)                                                    -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目 
\ JEND
ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドに"i"オプションを指定する場合

装置名 "S0" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで標準出力へ出力する作りになっているとします。

以下の例では、転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 PRIMEFORCEDISK(S0)                                                    -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i                                          -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
\ JEND
ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドが"i"オプションの後ろに出力ファイルを指定する場合

装置名 "S0" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

転送されたデータは、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 PRIMEFORCEDISK(S0)                                                    -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
\ JEND
レコード単位に区切り文字として X'0A'を付加する場合

装置名 "S0" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

レコード単位に X'25' を付加したデータが転送され、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf へ出力されます。

convertコマンドは、EBCDICコード(X'25')をASCIIコード(X'0A')に変換しています。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 PRIMEFORCEDISK(S0)                                                    -     1行目 
 SEND(25)                                                              -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
\ JEND

4.6.1.2 ETERNUS ディスクアレイ、F6494/F6495/F6496/F6497を使用する場合

ETERNUS ディスクアレイ、F6494/F6495/F6496/F6497のディスクを使用する場合のJOB STEP例を説明します。

例では、以下に示すファイル名およびアカウント名を使用します。

データの転送イメージを以下に示します。

クライアントシステムがMSP の場合

フィルターコマンドを使用しない場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

以下の例では、転送されたデータが /work/mftf_data/mftf に出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                 
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND                                                                  -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたグローバルサーバのUSER IDを指定します。

ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドに"i"オプションを指定する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで標準出力へ出力する作りになっているとします。

以下の例では、転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i                                          -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたグローバルサーバのUSER IDを指定します。

ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドが"i"オプションの後ろに出力ファイルを指定する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

転送されたデータは、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                        
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたグローバルサーバのUSER IDを指定します。

レコード単位に区切り文字として X'0A'を付加する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

レコード単位に X'25' を付加したデータが転送され、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf へ出力されます。

convertコマンドは、EBCDICコード(X'25')をASCIIコード(X'0A')に変換しています。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1),USER=GSUSER1 (1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K                    
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目 
 SEND(25)                                                              -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目 
/*

(1):mftfuserのホームディレクトリ配下の.mftfに指定されたグローバルサーバのUSER IDを指定します。

クライアントシステムがXSP の場合

USER IDは、".mftf"ファイルに記述されている必要があります。

フィルターコマンドを使用しない場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

以下の例では、転送されたデータが /work/mftf_data/mftf に出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目 
 SEND                                                                  -     2行目 
 mftfuser                                                              -     3行目 
 /work/mftf_data/mftf                                                        4行目 
\ JEND
ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドに"i"オプションを指定する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで標準出力へ出力する作りになっているとします。

以下の例では、転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND                                                                  -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i                                          -     4行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目
\ JEND
ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドが "i"オプションの後ろに出力ファイルを指定する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND                                                                  -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目
\ JEND
レコード単位に区切り文字として X'0A'を付加する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は5行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

レコード単位に X'25' を付加したデータが転送され、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf へ出力されます。

convertコマンドは、EBCDICコード(X'25')をASCIIコード(X'0A')に変換しています。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
\ JOB MFTF,LIST=(T,JD) 
\ EX  KJUAMFTF,RSIZE=1024 
\ FD  SYSPRINT=DA,SOUT=T 
\ FD  SENDIN=DA,FILE=PSFILE.DATA 
\ FD  SYSIN=* 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND(25)                                                              -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     4行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目
\ JEND

クライアントシステムがOS/390 の場合

フィルターコマンドを使用しない場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

以下の例では、転送されたデータが /work/mftf_data/mftf に出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K 
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND                                                                  -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 MFTF01 (1)                                                            -     4行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        5行目
/*

(1):.mftfファイルに記述されているKEYWORD

ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドに"i"オプションを指定する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで標準出力へ出力する作りになっているとします。

以下の例では、転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K 
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND                                                                  -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 MFTF01 (1)                                                            -     4行目
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i                                          -     5行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        6行目
/*

(1):.mftfファイルに記述されているKEYWORD

ユーザが作成した"convert"というフィルターコマンドが"i"オプションの後ろに出力ファイルを指定する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は6行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

転送されたデータがconvertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf に結果が出力されます。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K 
//SYSPRINT DD   SYSOUT=* 
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR 
//SYSIN    DD   * 
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND                                                                  -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 MFTF01 (1)                                                            -     4行目
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     5行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        6行目
/*

(1):.mftfファイルに記述されているKEYWORD

レコード単位に区切り文字として X'0A'を付加する場合

ボリューム通し番号 "XCA001" のディスクを使用してデータ転送を行う場合の例です。

convertコマンドは /usr/mftf/bin 配下にあり、標準入力からデータを読み込んで i オプションで指定されたファイルに出力する作りになっているとします。

以下の例では、"@" は6行目で指定されたファイル名で置き換えられます。

レコード単位に X'25' を付加したデータが転送され、convertコマンドで加工された後、/work/mftf_data/mftf へ出力されます。

convertコマンドは、EBCDICコード(X'25')をASCIIコード(X'0A')に変換しています。

----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7----+----8
//MFTF     JOB  CLASS=B,TIME=5,MSGCLASS=Y,MSGLEVEL=(1,1) 
//         EXEC PGM=KJUAMFTF,REGION=1024K
//SYSPRINT DD   SYSOUT=*
//SENDIN   DD   DSN=PSFILE.DATA,DISP=SHR
//SYSIN    DD   *
 CKDDISK(XCA001)                                                       -     1行目
 SEND(25)                                                              -     2行目
 mftfuser                                                              -     3行目
 MFTF01 (1)                                                            -     4行目
 CMD=/usr/mftf/bin/convert -i @                                        -     5行目
 /work/mftf_data/mftf                                                        6行目
/*

(1):.mftfファイルに記述されているKEYWORD