グローバルサーバ主導のデータ転送で必要なジョブ制御文について説明します。
JOB文
JOB文について説明します。
USERパラメタを必ず指定してください。RACFが稼働しているシステムの場合は、PASSWORDパラメタも併せて指定してください。
XSPのPTFレベルが V00061 以降の場合、USERパラメタを指定してください。RACFが稼働しているシステムの場合は、PASSWORDパラメタも併せて指定してください。
USERパラメタを省略する場合、または、XSPのPTFレベルが V99101 以前の場合は、データ転送用利用者登録を参照してください。
EXEC文(MSP,OS/390の場合)/EX文(XSPの場合)
プログラム名は、"KJUAMFTF"を指定してください。
リージョンサイズは、1024キロバイト以上を指定してください。
SENDIN DD文(MSP,OS/390の場合)/SENDIN FD文(XSPの場合)
グローバルサーバからUNIX/IAサーバへデータを転送する場合は、転送元のデータセットを指定してください。
データセットは、順データセットを指定してください。
RCVOUT DD文(MSP,OS/390の場合)/RCVOUT FD文(XSPの場合)
UNIX/IAサーバからグローバルサーバへデータを転送する場合は、転送先のデータセットを指定してください。
データセットは、順データセットを指定してください。
指定するデータセットは、以下に示す情報が確定しているデータセットを指定してください。
データセット編成
レコード形式
ブロック長
レコード長
確定していない場合は、以下に示すパラメタで必ず指定してください。
MSPの場合:DD文のDCBパラメタ
XSPの場合:FD文のFCBパラメタ
省略した場合は、OPENエラーが発生してデータが転送できないことがあります。
SYSPRINT DD文(MSP,OS/390の場合)/SYSPRINT FD文(XSPの場合)
データ転送の処理結果を出力するデータセットを指定してください。
データセットは、順データセットを指定してください。
SYSIN DD文(MSP,OS/390の場合)/SYSIN FD文(XSPの場合)
データの転送を行うKJUAMFTFプログラムの制御文を指定してください。
データセットは、以下に示す形式で指定してください。
データセット編成:順データセット
レコード長:80
レコード形式:FB
ブロック長:80の倍数