ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF XL-DATA/MV 13 使用手引書
FUJITSU Storage

3.1.2 デーモンの停止方法

XLデータムーバのデーモンの停止について説明します。

XLデータムーバのデーモン(mftfd)の停止は、スーパユーザの権限で以下のように行います。

構文

/usr/mftf/lib/mftfd  { { -stop | -kill } デバイス名 } |
                     { -stopall | -killall }

オプション

-stop

指定したデバイス名を使用しているXLデータムーバのデーモン(mftfd)を、デバイスに対するデータ転送プロセスの完了を待ってから終了する場合に指定します。

コマンド自体は、デーモンに対し終了要求を出して終了します。

新しい要求は受け付けません。

-kill

指定したデバイス名を使用しているXLデータムーバのデーモン(mftfd)を強制終了する場合に指定します。

デーモンは、指定したデバイス名に対するデータ転送プロセスの完了を待たずに直ちに終了します。

コマンド自体は、デーモンに対し強制終了要求を出して終了します。

デバイス名

停止させたいデーモンが使用しているデバイス名を指定します。

グローバルサーバから、KJUFMTまたはKJUAFMTでの初期化、または、UNIX系システムから、mftfdviniコマンドでの初期化した論理ユニットを、論理ユニット全体が参照できるデバイス名で指定します。

-stopall

すべてのXLデータムーバのデーモン(mftfd)を、各デバイスに対するデータ転送プロセスの完了を待ってから終了する場合に指定します。

コマンド自体は、すべてのXLデータムーバのデーモン(mftfd)に対し終了要求を出して終了します。

新しい要求は受け付けません。

-killall

すべてのXLデータムーバのデーモン(mftfd)を強制終了する場合に指定します。

デーモンは、各デバイスに対するデータ転送プロセスの完了を待たずに直ちに終了します。

コマンド自体は、すべてのデーモンに対して強制終了要求を出して終了します。

参考

mftfdコマンドには、他に以下のオプションがあります。

構文
/usr/mftf/lib/mftfd  { -h | -v }
オプション
-h

mftfdの使用方法を表示する。

-v

versionを表示する。

デーモンの停止確認

デーモンが正常に停止できたか確認するには、コンソールに「KJU1000」のメッセージが出力されていることを確認してください。