XLデータムーバのデーモンの停止について説明します。
XLデータムーバのデーモン(mftfd)の停止は、スーパユーザの権限で以下のように行います。
構文
/usr/mftf/lib/mftfd { { -stop | -kill } デバイス名 } | { -stopall | -killall }
オプション
指定したデバイス名を使用しているXLデータムーバのデーモン(mftfd)を、デバイスに対するデータ転送プロセスの完了を待ってから終了する場合に指定します。
コマンド自体は、デーモンに対し終了要求を出して終了します。
新しい要求は受け付けません。
指定したデバイス名を使用しているXLデータムーバのデーモン(mftfd)を強制終了する場合に指定します。
デーモンは、指定したデバイス名に対するデータ転送プロセスの完了を待たずに直ちに終了します。
コマンド自体は、デーモンに対し強制終了要求を出して終了します。
停止させたいデーモンが使用しているデバイス名を指定します。
グローバルサーバから、KJUFMTまたはKJUAFMTでの初期化、または、UNIX系システムから、mftfdviniコマンドでの初期化した論理ユニットを、論理ユニット全体が参照できるデバイス名で指定します。
すべてのXLデータムーバのデーモン(mftfd)を、各デバイスに対するデータ転送プロセスの完了を待ってから終了する場合に指定します。
コマンド自体は、すべてのXLデータムーバのデーモン(mftfd)に対し終了要求を出して終了します。
新しい要求は受け付けません。
すべてのXLデータムーバのデーモン(mftfd)を強制終了する場合に指定します。
デーモンは、各デバイスに対するデータ転送プロセスの完了を待たずに直ちに終了します。
コマンド自体は、すべてのデーモンに対して強制終了要求を出して終了します。
参考
mftfdコマンドには、他に以下のオプションがあります。
/usr/mftf/lib/mftfd { -h | -v }
mftfdの使用方法を表示する。
versionを表示する。
デーモンの停止確認
デーモンが正常に停止できたか確認するには、コンソールに「KJU1000」のメッセージが出力されていることを確認してください。